久しぶりにPANORAMA 2を勉強しました。
PANORAMA2はCLE Internationalから出ているフランス語のテキストです。
おととしの夏にフランス行ったとき、一人で盛り上がって買いました。
説明もフランス語でやりがいがあると思ったのも、あの時だけ。
1年半にもなるのに、ちっとも進んでいません。
久しぶりに解くと、自分のいい加減さがわかりますね。
「おぉ、そうだったのか!」と思うことばかり。
その一つが「de+複数形容詞+複数名詞」
複数形容詞+複数名詞の不定冠詞はdesではなく、deとなるんだそうです!
知らなかった!
ところでこれに関し、おもしろい論文を見つけました。
名古屋大学の藤村先生の論文(フランス語)です。
余裕のない私は日本語の要約を読んで、グラフをちらっとみただけですが。
この論文によりますと、複数形容詞+複数名詞の不定冠詞としてdesが用いられることも多く、
くだけた言葉遣いであるほど、また「形容詞+名詞」が複合語であるほどdesが現れやすくなるのだそうです。
さらに、語彙論的または談話機能的に「軽い」形容詞であるほど、des+複数形容詞の形で現れやすくなり、「重い」ほどde+複数形容詞となるのだそうです。
例:de bonnes conditions(好条件)、des petits chiens(子犬)など。
どのくらいの頻度でdes+複数形容詞が現れるのか統計をとってみたところ、
petit(e)sが一番多く53.3%の確率でdesとなるそうです。
2番手がjeunes(46.4%)。
逆にdesとならず、de+複数形容詞の確率が高かったのはexcellent(100%)。
なかなか興味深い研究ですね。
PANORAMA2はCLE Internationalから出ているフランス語のテキストです。
おととしの夏にフランス行ったとき、一人で盛り上がって買いました。
説明もフランス語でやりがいがあると思ったのも、あの時だけ。
1年半にもなるのに、ちっとも進んでいません。
久しぶりに解くと、自分のいい加減さがわかりますね。
「おぉ、そうだったのか!」と思うことばかり。
その一つが「de+複数形容詞+複数名詞」
複数形容詞+複数名詞の不定冠詞はdesではなく、deとなるんだそうです!
知らなかった!
ところでこれに関し、おもしろい論文を見つけました。
名古屋大学の藤村先生の論文(フランス語)です。
余裕のない私は日本語の要約を読んで、グラフをちらっとみただけですが。
この論文によりますと、複数形容詞+複数名詞の不定冠詞としてdesが用いられることも多く、
くだけた言葉遣いであるほど、また「形容詞+名詞」が複合語であるほどdesが現れやすくなるのだそうです。
さらに、語彙論的または談話機能的に「軽い」形容詞であるほど、des+複数形容詞の形で現れやすくなり、「重い」ほどde+複数形容詞となるのだそうです。
例:de bonnes conditions(好条件)、des petits chiens(子犬)など。
どのくらいの頻度でdes+複数形容詞が現れるのか統計をとってみたところ、
petit(e)sが一番多く53.3%の確率でdesとなるそうです。
2番手がjeunes(46.4%)。
逆にdesとならず、de+複数形容詞の確率が高かったのはexcellent(100%)。
なかなか興味深い研究ですね。