寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

男の手料理といえるかな? 「孫の作ってくれたホットケーキ」

2014年08月14日 22時45分34秒 | 日記・エッセイ・コラム

 久しぶりに孫3人が泊まりがけでわが家に遊びに来た。それぞれ成長して少しずつ少年らしくなってきた。上の子(長男)は中学2年生になり、最近小説を読むのが好きになってきたという。学校の国語の教科書に出てきた小説に興味を持ったらしい。小学校6年生の次男は今のところ勉強よりもサッカーが好きで、地元プロクラブの少年のクラブに入って頑張っている。この子も読書が好きで特に戦国時代の人物伝に興味を持っておりいろんなことを知っている。それからサッカークラブの合宿に行くようになったせいか食べ物に特に興味を持って時々自宅でも簡単なものを作ると言うことである。三男は小学校3年生でまだ自立心が少し不足しているようであるが、芸術系?の学科に興味を持っているようである。最近H市の小学校の絵画コンクールで入賞して表彰されたという。一番下の孫娘は幼稚園で英語を習っているようで、先生の仕草を真似して私に英語の単語集を棒で指しながら後について読んでねと言って先生をしてくれた。この子はわが家へ来ると先ず初めに「じいじは2階にいるね」と妻に聞いて直ぐ2階の私の部屋へやってくる。

 折角遊びに来たのだけれども生憎の雨で外へ出ることが出来なかったが、家の中でわいわい騒ぎながら遊んでいた。3人をつれて本を買いに行き、好きな本を買ってよいというと喜々として書棚の前に走って行った。長男は芥川龍之介の文庫2冊と神奈川県の高校入試問題集のようなものと国語の辞書を買った。

 次男は夕食にホットケーキを作ってくれるというのでスーパストアーで材料を買って帰った。家へ戻ってくると丁度正午を過ぎたところで、次男は早速ホットケーキを作り出した。ホットケーキミックスの箱の裏に書いてあるレシピを見ながら、先ずホットケーキミックスの粉をボールに入れ、卵と適当な量の水を入れかき混ぜ器でかき混ぜながらダマ(粉の塊)を消していった。大きなフライパンで作るというのでひっくり返せるのかと聞くと大丈夫だという。手元は少し心許なかったが、手伝わないで良いというので近くで見ていた。火加減に気を配りながら2本の返し器を使って上手にひっくり返していた。心配するほどのこともなく美味しそうに出来上がった。みんなで食べ始めると、お店で食べるものより美味しいねなどと言いながら瞬く間に全部食べてしまった。孫の作ってくれたものを初めて食べながらここまでよく育ってくれたものだと感心してしまった。