寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

暴力と指導の境界

2017年11月28日 11時15分53秒 | 日記・エッセイ・コラム

 一昔前までは学校の体育系の練習で、いわゆる体罰という暴力行為がある程度

黙認されていた。しかし現代では練習をしている生徒・学生の身体に強く触れた

だけで暴力行為と言われることがあります。

また、事実かどうか分かりませんが空手、柔道、ボクシングのような格闘技の世

界では、有段者がその技を一般人に使えば犯罪行為になると聞いたことがありま

す。最近は一般人同士の間でも些細な言葉の行き違いでぼうりょくじけんになる

ことがあります。何か社会が殺伐とまでは言えませんが、渇いてきたようです。

 さてこの度の相撲取りの暴力事件ではTVが噂話の上に噂話を重ねて報道してい

ます。さらには評論家とか専門家という人々がまことしやかに司会者の誘導に乗

った口ぶりで何かをしゃべっています。

 私はこの問題は、貴乃花親方が傷害事件として警察に被害届を出しています。

と言うことは捜査が行われ結論が出るまでは、当事者は警察以外のところで事

件のことを話せないのは当然ですね。それを非難するような発言をするのは筋

違いというものです。さらに今朝の報道では、初めに診断した医師が出てきて

説明してほしいとまで言っていました。こんなことを言うアナウンサーの常識

を疑ってしまいますね。この人達は人権についてどんな考えを持っているので

しょうか。

 いずれにしても、プロ同士とはいえ横綱があの体力で堅いもので他人の頭を

殴ったのですから、ケガをするのは当たり前ですね。それを有耶無耶にしよう

とするこれまでのような相撲協会の体質を改善しなければいけないでしょうね。


入院生活1週間

2017年11月19日 15時07分14秒 | 日記・エッセイ・コラム

 そもそも私が入院することになったのは、待ちの高齢者健康診断で、腫瘍

マーカーテストの結果が少し高いという掛かりつけ医師の検診結果が元でし

た。件の医師は、早速近くの公立病院を紹介してくれましたので、胃と大

腸の内視鏡検査を受けました。その結果、胃に潰瘍が発見されすぐに胃潰瘍

の薬(ネキシウム?)を飲んで2週間後に再検査した結果病変部はすっかり

正常に戻ったので、がんではないと言うことになりました。

 しかし、大腸には小さなポリープと数cm大のポリープが見つかり、小さ

いのはその場で切除してくれました。大きいのは入院して切除することにな

りました。

 そして、入院3日前から検査の準備を始めました。食事を柔らかいものを

食べること。脂肪の多いものと香辛料の強いものは避けるという通常の食事

管理です。入院前日は3分粥を少々食べ?、他飲料は水だけ制限なしで過ご

しました。その後まもなく点滴が始まりました。1袋を5時間前後かけて体

内に注入するのですが、1袋で85Kcalのエネルギーが補給されます。これは

その後3日間合計5日間続けられました。20時頃、下剤のクエン酸マグネシ

ウム製剤(250ml)を飲みました。数時間するとその効果が出てきました。

 翌早朝には2時間かけて腸内清浄剤入り飲料2リットルをのみほしました。

これは結構きついものでしたね。2時間ほどすると、その効果が出てきて、

合計10回以上トイレに通いました。最後はでたものが薄い黄色の透明な液

体になっていました。それで内視鏡的ポリープ切除の準備が出来ました。準

備が出来て数時間後に内視鏡的切除術が始まりました。途中は、麻酔のため

に記憶がありませんでした。手術は多分2~3時間で終了したものと思いま

す。その日から2日目までは飲食禁止でしたので、ただベット上で静養して

いました。手術日から3日目になって中食に3分粥が出され2日間続き、そ

の次の日から4食は5分粥、そして退院日朝食に箸で食べられるほどの柔らか

い粥をたべて、退院しました。

 切除したポリープの病理検査結果は12月に入ってから教えていただくこ

とになります。手術をしてくださった医師は、私から見ればかなり若い方で

したが技術は確かな医師でした。この手術によって、私の生命は数年は伸び

たと思います。その分を私が生きてきた時代の微少な歴史の側面を書き残し

たいと思います。

 退院後は、ほとんど家で静養して退屈な日を送っています。というわけで

ブログを再開できました。今後もよろしくお願いします。

 

 


こんなハズではなかったのですが

2017年11月17日 23時38分30秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今頃になって衆議院選挙の結果についてと言うことも無いでしょうが、希望の

党の共同代表の一人が退陣しましたね。都知事選挙の勢いと思ったのでしょう

が、2匹目のドジョウは、案の定いませんでしたね。選挙の直前になって結党し、

そのために既存政党の現職議員が参加した上に多数の新人候補者を立てましたね。

 しかし党を立ち上げた人が立候補しなかっただけでなく、いろんなマイナスに

なるような発言をしていました。特に、過半数を獲得した場合の首相を誰にする

かという質問に、自民党のしかるべき方にお願いすることも考えていると答えま

したね。こんなあやふやな新党に投票した選挙民は少なからず失望したかもしれ

ませんね。自民党の大勝の原因は、野党の分裂と政策のないイライラ感だったの

ではないでしょうかね。国民が日本の行方を決める機会は、次の参議院議員選挙

までは、突然の衆議院解散までありませんね。憲法改正、北朝鮮問題、消費税10 

%にすることに伴う税金の使い方、凶悪犯罪や高齢者を対象とする詐欺事件、労

働環境の悪化など国内外事情が山積している状況を理解して国会議員は議論を活

発にしてほしいと思います。そして国民の不安を払拭し本物の希望を持てる社会

を構築することを国会議員の方々に切にお願いしたい。