寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

本日国会議論の放送を視聴しました

2018年11月26日 21時39分24秒 | 日記・エッセイ・コラム

 本日臨時国会の中継放送を視聴しました。野党議員の鋭い質問に対して

安倍首相初め各大臣等の答弁は何かおざなりというか明確に答えていると

は思えませんでした。

 法案をまず国会を通過させてから,細かいところは法務省で今後検討し

ていくと言うことでした。私は、これは可笑しいなと思いました。今度の

外国人雇用に関する法律では外国人に限らず、日本人にも深く関わると思

いますね。ある事業を興すときには、細部のことまでそしてそれが実行さ

れ場合の社会に対する影響も検討しておかなければならないと思っていま

したが。外国人が日本に来て変わった環境で仕事をするわけですから、い

ろいろ苦労もあることでしょう。しかし将来日本の国籍を取得できると思

って頑張る方が多数いるでしょうね。その期待を裏切らないように環境を

整えておくことは必須条件だと思いますが、それは法案が通った後から検

討しますという。

 このことは最近騒がれている企業の偽装工作に通じるものがあるような

気がします。は駐車が多くいるので、自社の生産能力(製品の納品までの

すべての工程をクリアする)を考えずに受注してしまう。その結果偽装と

言われても仕方が無い状態(最終検査をしないで)で納品してしまう。

 政府の法律を考える皆さんにお願いします。時間に制限があるでしょう

が、法律が施行された後のことまで、質問者に答えられる内容にして国会

へ提出してほしいですね。野党議員は絶対的に少数派であろうとも彼らも

国民の代表であるのです。選挙は、候補者のそれまでの実績を元に将来の

日本を託すわけですからしっかりした考えを持って仕事をしてほしいもの

です。今度の法案は外国人も関係することなので、慎重にしてほしいもの

です。もし法律の条件が守られないと、裁判になり多額の費用と、時間と

労力がかかることを忘れないでほしいですね。

 


免震システム

2018年11月20日 18時02分11秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今から20年ほど前に学生を引率して建設大手のO組の研修所を見学に行ったことがあった。所内を見学して回った後、最後に研究所の建物は、免震構造が設置してあり大きな地震に耐えるようになっていると説明がありました。その免震構造は、もう明確には覚えていませんが、昨今報道を賑わせている写真のようなものでは無かったと思います。この免震システムが設置されていると、建築物の倒壊などの被害を軽減可能であるというと説明がありました。将来建物の高さが1000メートルを超えるだろうという話があり、この高さになると最上階に近い階層ではかなりの揺れが発生すると言うことでした。そんな場合にその免震システムが安心を与えてくれるというのです。

 さて、たくさんの高層建築が処々方々で建設されるようになると、建物それぞれに免震システムを設置するとすれば多数のシステムを製造しなければなりませんね。それを納品するためには決められた方法で検査をしなければならなりません。しかし製造設置数が増えるとすべてを検査するのが追いつかなくなりますね。そうすると代表的なある数のシステムを検査して,合格すればすべてのシステムを合格と見なして納品・設置してしまうのでしょう。それが何かの拍子に指摘されると大きな問題になってしまうのですね。そのとき、すべてのシステムを取り外し、一基ごとに検査をするとすれば大変な時間と労力と費用がかかります。これと同じようなことはやはり建設業関係で設計通りに施工しないで後からそれが発覚し大きな問題になったことがありました。これは個々の問題にすり替わってしまい、どういう結果になったのか詳細な説明が無く話が消えてしまいました。

 何かで製品に瑕疵が発生すると、一番の問題は人手が無いので検査が行き届かなかったということにしているようですね。少子化が進んでいることを統計的に理解していながら若い人に過酷な生活を強いながら、その対策を怠った政府の責任もありますね。他方で、3Kとか4Kだとかいって(報道の責任もあるように思いますが)若い人がKの就く仕事を敬遠しているように書いていましたね。しかし、外国人(決して外国人を差別する意図はありません) を呼び寄せるよりも日本の若い人たちに納得できるような賃金を保障すれば、仕事をすると思いますし、やがては結婚して少子化などという言葉を死語にすることが可能では無いでしょうか。

 何はともあれ、”転ばぬ先の杖”ということわざがありますが、最近はすぐ目の先のことばかりに気が向いているようです。


消費税10%に増額するという憂鬱

2018年11月16日 21時29分33秒 | 日記・エッセイ・コラム

 年送りにしてきた消費税を来年8%から10%に増額するという。われわれ一般消費者にとって最大の憂鬱ですね。政府は低所得対策をいろいろ画策?しているようですね。食品に限って特別な店舗では8%に据え置くという案が出された。しかし最近店に設置されているプチ飲食所で召せて買ったも尾を飲食すると、税率は10%にするというのです。これも店側に面倒な仕事を押しつけるだけでその仕事量を解消するために店員を1人増やさなければならないことになるかもしれませんこれは経営にどんな影響が発生するか考えなければなりません。また一部の報道によると過疎地域の居住者にクレジットカードを所持してもらい増額分の2%をカードに口座に振り込むと言うことも考えているらしい。例えば高齢者がカードを持つことによって、振り込め詐欺などの対象として狙われることが増えるかもしれません。

 今思いついたのですが,店で食品(8%)を買って,一度店を出て戻ってプチ飲食所を利用すると言うこともできるでしょうね。そのとき10%になるように追加分を支払うことになるのでしょうかね。ちょっと考えただけでも複雑な仕事が増加することは明らかです。それを解消するために経営を圧迫することになるかもしれません。その対策をどう考えるのでしょうか。こんなことなどを考えると憂鬱がわいてきます。複雑なシステムを構築しようとする、難しい問題が次々に発生してきます。それを未解決のまま実行に移すと,その修復に多大の予算と、時間そして労力が必要になります。

消費税を増額したら、その分を本当の目的に適った使途をを明らかにして国民にお願いし、それを実行することです。現在の政治家の皆さんにその覚悟があるのでしょうか。私はあると期待したいと思いますが。

(次回は免震装置について感想を書きたいと思います)

 

 

 

 


消える国際キログラム原器

2018年11月13日 12時02分56秒 | 日記・エッセイ・コラム

 私が生まれた時代には、新生児の体重を台秤(車の着いている集団検診で使用するもの)で測定したらしい。その後小学校から大学を卒業するまで、その後もいろいろな機会に体重測定は台秤で行われてきました。

 また学校でものを量る際には,上皿天秤、さらに高学年になるに従って、微量天秤、進歩した電子天秤へと発展した。

 重量は質量と概念と呼び名が変わりました。その間、重量あるいは質量の単位の基本はフランスのセーブルにある国際度量衡局(BIPM)に保存してある国際キログラム原器です。これが廃止されることになったと言うことですね。代わりの基準はまだ決定していないようですが、高校生以上の方は聞いたことがあると思いますが,アボガドロ定数あるいはプランク定数が使用されるのではないか言うことです。現在検討されているようですね。

 それはともかく,物質の分析方法が精度を上げることによって、新しい単位が一般社会でも認識されるようになりました。例えば㎍(マイクログラム)、ng(ナノグラム)、

pg(ピコグラム)等です。ちなみに1μgは1mgの1000分の1の相当します。1㎍の1000分の1が1ngということになります。

 現物の基準物質が無くなるのは寂しいという感情もあります。