寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

メイ犬クロとの日々(7)

2017年02月27日 21時14分49秒 | 寓居人の思い出話

クロが我が家に来てから

6年ほども過ぎました

その頃私は受験のために

東京に出てきました

兄からの知らせで クロがこの頃

少し元気がなくなったと

知らせてきました

それでも兄が畑に行くとき

嬉しそうについて行きました

相変わらず畑のあちこちに

穴を掘ってモグラや野ねずみを

追い出しては捕まえて口にくわえて

兄に見せにきます

兄は見せに来ないでいいと

クロにいうのですが 

褒めてほしくて止めません

そしてある日 クロは身体を

揺らしながら歩くようになりました

兄がいち早く気がついたのですが

近くに動物医者がいませんので

どうすることも出来ませんでした

それから10日ほども過ぎた頃

クロは一鳴き遠吠えをして

静かに目を閉じて動かなく

なったという知らせが来ました

クロは我が家の広い畑の中心付近に

深い穴を掘って埋めたということです

クロと過ごした数年間 私は

クロからいろんなことを教えられました

クロに感謝の言葉を贈ります

 

 

 


記憶に残っている映画(64) 「イージー ライダー」

2017年02月25日 20時06分00秒 | 寓居人の思い出話

 私が初めてグランドキャニオンへ向かう途中、中継点とし

て立ち寄ったフェニックスという町で地図を見ながら一人歩

いていたとき乗用車がスーッと路肩に寄ってきた。私は思わ

ず身構えた。すると車の窓が開いて年配の婦人が顔を出して

どこへ行きたいのかと聞いてきた。私は民族博物館を探して

いるというと、ちょっと遠いので送ってあげましょうといっ

てドアを開けてくれました。私はチョウチョしましたが好意

に甘えることにしました。車中どこから来たのかと、かこれ

からどこへ行くのかと聞かれるままに話をしました。明日は

グランドキャニオンへ行く予定だと話すと民族博物館は2時

間もあれば全部見ることが出来るだろうからその頃また迎え

に来てあげるというのです。遠慮したのですが、ホテルへ送

るから安心しなさいと言うのでお言葉に従いました。

 博物館をゆっくり見て外へ出ると先ほどの婦人が車の窓か

ら手を振って合図していました。私が聞いていた南西部の町

は物騒だというのが嘘でした。全体にアメリカを旅していて

危ない目に遭ったことがありません。ムシロ親切に扱われた

記憶の方が多かったと思います。

 前置きが長くなりましたが、「イージー ライダー」とい

う映画は大麻か何かの密輸で大金を手にした若者2人がオー

トバイに乗って旅をするという話しです。はじめ2人は旅先

でいろいろ親切に扱われたが、ラリッてオートバイに乗るよ

うになり少しずつ社会から疎んじられるようになっていき、

そのあげく.....。

 実際にこの映画が何を目的にしていたのかよく理解できま

せんでした。印象に残っているのはオートバイのハンドルを

頭の上で握って運転したりする様子でした。この映画が日本

で公開されると、日本の若者も直ぐ真似をする人が出てきま

したね。そんなことがありました。


記憶に残っている映画 (63)「101匹わんちゃん」

2017年02月22日 18時22分30秒 | 寓居人の思い出話

  ウオルト・デイズニーの映画は楽しいですね。この映画は初めから101匹の犬が出てくるのかと思いましたが予想が外れてしまいました。しかし楽しい犬の映画の世界でも善玉と悪玉が出てきます。まあ人間が作るものですから人間の経験が使われるのは仕方がないですね。
 ストーリーは、売れない作曲家(ロジャー)の飼い犬ポンゴは退屈していた。そこで買い主と自分の伴侶を探しに町へ行った。そこでダルメシアンのポンゴは買い主と自分の伴侶を探しに出かける。すてきな伴侶となる犬(パーデイタ)とその飼い主(アニータ)を見つけて戻るとお互いに気に入って結婚する。
 数ヶ月後ポンゴとパーデイタの間に15匹の子犬が産まれる。ダルメシアンの毛皮のコートを作るためにアニータの古い友人のクルエラがやってきて子犬を飼いたいという。ロジャーは不吉な予感がして申し出を拒否した。しかしクルエアラの願望は止まらず子犬を誘拐していった。ポンゴの仲間が遠吠えで合図するとロンドンの郊外までその遠吠えが伝わり誘拐された子犬たちの居場所が明らかになる。最後はハッピーエンドになるが、見ていて楽しい映画でしたね。デイズニーの動画はたくさんありますが、次回は「魔法使いの弟子」をとりあげます。


ダイエットは簡単です

2017年02月20日 00時29分25秒 | 日記・エッセイ・コラム

 ダイエットはとても簡単です。プロボクシングの選手のよ

うに過激な減量を必要とする人は少ないでしょうね。彼らは

仕事のためにものすごい減量をしているのです。

 昔、私が学生の頃英語の授業で使った中編小説を思い出し

ました。登場人物の名前はもう失念してしまいましたので、

仮にXとします。Xは若い頃プロボクシングの選手でした。彼

の住んでいる町であるときボクシングの試合が行われること

になりました。出場者を募集?しているという広告をみて彼は

早速申し込みました。ボクシングの試合は契約体重以内でなけ

ればなりませんので、Xは減量をしながら練習に励みました。

 計量の後は何を食べてもよいというので、彼はステーキ屋へ

いって今はステーキ代を払えないがボクシングの試合は必ず勝

つ、それでもらえる賞金でステーキ代を払うから食べさせてほ

しいと言いましたが願いは叶えられませんでした。

 試合は壮絶な戦いになり判定で勝負がつきました。空腹状態

で戦ったXは、最後に力尽きて僅差で負けてしまいました。ステ

ーキを食べていたら絶対に負けなかったというお話です。原作

者はうろ覚えですが、"ジャック・ロンドン”だったと思いますが、

間違っているかもしれません。

 ボクシング選手の減量作戦からみれば、我々がやる減量なんて

優しいものですね。口から入れるエネルギー量と運動で外へ出す

エネルギー量のバランスを少しだけ前者を少なく、後者を多くす

ればよいだけのことです。例えばシンクロナイズドスイミングの

選手は1日あたり4000Kcalくらい食べるそうです。それでもあ

の体型を保っているのですから大変な運動量ですね。

 和菓子やケーキの美味しさは砂糖の量によって決まるそうです。

最近甘さ控えめという食べ物が出回っていますが、それでも相当

な量の砂糖をつかっています。それは自分で作ってみると分かり

ますよ。アルコールも体内に入ればカロリー計算の対象になるで

しょう。要するにエネルギー量の収支が少しマイナスになるよう

にすればいつの間にか減量につながっていくこと間違いないでし

ょう。初めは難しいこともありますが、減量をしようと決めたら

強い意志で頑張りましょう。 


体重減量に成功しました

2017年02月18日 07時55分57秒 | 日記・エッセイ・コラム

 何回も繰り返してきた体重減量作戦は、

ことごとく失敗してきました。

その原因をいろいろ分析した結果、

口が寂しくなり

いつの間にか甘いものが

口に運ばれていたのです。

石に何回も注意され、

その都度分かりました

努力しますといってきました。

体重計も新しく

買い甘いものを絶対に

買わない決心をしました。

しかし体重は減りません。

3年ほど前から

食品の買い物を

自分ですることにしました。

食事の用意も自分でやるようにしました。

これが面白いのですね。

料理と言えるほどのものを

作れるわけではありませんが

学生時代に調理学実習の授業を

受けたのを思い出しました。

さすがにノートはありませんが

ネットでレシピを検索できます。

苦節?3年、油を大量に使う

妻の食事から解放されました。

この3年間で、87Kgあった

体重が75Kgになりました。

甘いもの好きな自分に初めケーキは

嫌いと嘘をつくことにしました。

揚げ物の衣は小麦粉を少なくしました。

ちょっとしたことを続けることで

それになれていきました。

我が減量作戦に成功したのです。

 

 

 


メイ犬クロとの日々(6)

2017年02月16日 13時11分59秒 | 寓話

冬になるとクロは

私が風呂を焚くそばでうずくまって

静かに寝ている

そんなクロがかわいい

風呂が沸くとクロはいつの間にか

すーっと姿を消してしまう

家族が風呂に入り終わると

クロは何処かから戻ってくる

そして元いた場所にうずくまる

 

 注釈を付けておきます。当時の我が家の風呂は

大きなドラム缶でした。それを大石の台に乗せて

ドラム缶の半分ほどを土で埋めます。焚き口はド

ラム缶の下です。その前に腰掛けて火をたきます。

その脇にクロがいたのです。


男の手料理と言えるかな?豚角煮を作りました

2017年02月11日 20時57分05秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は豚の角煮を作ってみました。材料や調理器具は以下

の通りです。

材料:豚バラ肉 500g

   野菜 ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、

      卵(茹でたもの)、根ショウガ

   調味料 しょう油、みりん、赤ワイン、調理酒

       砂糖、油少量

器具 圧力鍋(リケン)、フライパン、電子レンジ、

   計量カップ

 レシピをみていると何か面倒だったのですが、始めると

何でも面白くなります。

 豚バラ肉(500g)と適当な大きさに切ります(写真)。

 フライパンに少量の油を入れてバラ肉を全面に焦げ目が出来る

程度に炒めます。炒め終わったら水500mlを入れて強火で10分

間ほど煮立てます。これで余分の油がとれます。

 水を切りながらバラ肉を圧力鍋に移します。そこに根ショウガと

調味料を入れて蓋をします。蓋は危険防止のためしっかり締めます。

初め強火で安全コマが回り出したらガスの火を調節してコマが止ま

らない程度の大きさにして20分間加熱します。20分間経過したら

ガスを止めます。約10分間蒸します。これでできあがりです。

 この間に、ジャガイモとニンジンの皮をむいて電子レンジで6分間

加熱します。同時に卵と水を入れた鍋に入れて約15分間加熱します。

卵は加熱が終わったら水につけて十分に冷やします。卵の皮をむき、

野菜と共に付け合わせにします。器に盛りつけてできあがりです

(下の写真)。

 私は、バラ肉の脂をほとんど食べませんが、油抜きをした角煮は

とろっとして美味しかったですね。妻と長男も珍しく褒めてくれま

した。次は何に挑戦しますかね。

 

 


助けになるはずでしたが.....

2017年02月09日 22時30分22秒 | 日記・エッセイ・コラム

 高齢者が散歩や買い物に出かけるとき、手押し車を押して

歩いている姿をときどき見かけます。疲れたときには手押し

車の一部を倒すと腰掛けになります。そこに座って一休みで

きます。なるほど便利なものですね。手押し車の方向を変え

るときは手をかける部分の右か左を少し強めに押すと前の車

が自由に動くので簡単に方向を変えることができます。

 本日の報道によりますと、手押し車を押して歩いていたご

婦人が踏切で前車がレールに挟まってしまい懸命に引き上げよ

うとしましたがなかなかはずれなかったようです。そこへ電車

やってきて手押し車ごとご婦人が電車にはねられて犠牲にな

ってしまったというのです。

 手押し車の前輪は自由に動くので何かに当たると車が横にな

ってしまうことがあります。それが運悪くレールに挟まったり

して事故につながってしまうことがあります。手押し車を使う

方は前輪が自由に方向を変わってしまうことに注意しましょう。

でこぼこ道や溝のあるところなど危険なところでは手押し車を

押すよりも引く方が車が引っかからないですむようです。

 ところでこの種の車の製造者や販売車の方にお願いがありま

す。上記のような事故が発生しないように販売時に購入者ある

いは使用者に十分な注意事項の説明をしてください。更に説明

書に注意事項を大きな文字で明記してください。高齢者には小

さい文字だと読んでもらえないと思いますので念のため。

 


メイ犬クロとの日々(5)

2017年02月08日 23時51分32秒 | 寓居人の思い出話

昼間のクロは相変わらず

父親と一緒に畑へ行きます

しばらく父親の仕事を見ていますが

フッといなくなることがあります

春先にはヒバリの巣を

見つけにいっているようでした

麦畑の中を地面に鼻を付けて臭いを

嗅ぎながら動いています

しかしヒバリの巣を見つけても

少し離れたところで頭をかしげたりしながら

眺めているだけでした

ヒバリの親が来てもじーっとしていました

巣の中にいる子ヒバリがかわいかったのかも

しれませんでしたね

人間的な考え方をするとクロは

ヒバリの外敵例えばヘビが近づかないように

見守っていたのかもしれません

そのために親ヒバリも安心して

巣の中にいる子ヒバリに餌を運んで

いたのかもしれません

ヒバリは空中で鳴きながら餌を採って

地上に降りてきます

そこから少し離れたところの

巣までをあるいていきます

そんなヒバリの親子を見るのを

好きだったのかもしれませんね


眩しすぎる世界

2017年02月08日 23時26分34秒 | 日記・エッセイ・コラム

 眩しすぎる世界といっても新しい発見があったのではない

のです。本日、眼底検査に行ってきました。これは糖尿病性

網膜異常の検査を受けに行ったのです。網膜の検査ですから

瞳孔を大きくして眼底を見やすくしなければなりません。そ

れで散瞳剤(アトロピン?)を点眼して瞳孔が開くのを待ちま

す。一定時間が過ぎても散瞳が不十分な場合にはもう一回散

瞳剤を点眼します。そうしておいて眼底の異常がないかどう

かを調べるのです。検査が終わっても外へ出ることが出来ま

せん。何故かというと瞳孔が大きく開いているので、今日の

ように晴れの日は、網膜に入ってくる光の量が過剰になり眩

しくなるのです。今日も車で行ったのですが、そのことを承

知していましたのでしばらく待合室で目をつぶっていました。

小1時間ほども過ぎたので車のところへ行きましたが、ものす

ごい眩しさで濃い色のサングラスをもっていったのですが役

に立ちませんでした。仕方なく車の中で音楽(ヴィヴァルデイ

の四季)を最後まで聞いて家へ戻りました。というわけで、

目を大きく開けると世の中がまるで変わって見えるのだとい

うことを実感したのです。

 ところで仕事をしているとき職場から車で10分くらいの距

離のところの病院で同じ検査を受けていたのですが、そこの

医師は非常に良心的で、検査の前に必ず車で来たかどうかを質

問します。車で来たというと、その日は検査をしないで帰え

るようにいわれます。仕方なく翌日歩いて行くとちゃんと検

査をしてくれました。散瞳剤を点眼した状態で車の運転をす

るのを禁止していました。このくらい患者のことを考えてく

れる医師は当今少なくなってしまいましたね。