報道に寄りますと、2020年度以降の小中学校の保険体育で
必修の剣道・柔道などに木銃をつかう銃剣道を加えるそうです。
私は小学校(当時は国民学校)2年の時に銃剣術を訓練として
やった経験があります。銃剣術は相手を突くことをひたすら覚
えることが目的でした。これは歩兵が弾丸がなくなっても接近
戦で相手を倒すことができる技です。武術には違いないのです
が、剣道や柔道とは異質のような気がします。そこには精神的
な修養の場面が想定できないからです。専門家はそんなことは
ないというでしょうが、銃剣道の訓練を体験した人なら大きな
危惧を持つこととでしょう。
将来の平和を祈願するものにとって、なんとなく誰かが社会
を逆方向へ向かうように誘導しているのでしょうか。