寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

秋盛ん 虫の音絶えて 鳥渡りくる

2012年10月26日 18時38分13秒 | 日記・エッセイ・コラム

 いつの間にか、虫の鳴き音が絶えて夜が静かになりましたね。昨日まで我が家の周辺で騒がしいのはカラスだけでした。それが今朝になって、新しい鳥のさえずりが聞こえるようになり、秋も本格的になってきたのを知りました。カラス以外の鳥の鳴き声は久しぶりなので、秋が深まり寒くなると思うとゆううつでしたが、これからいろんな渡り鳥がやってくるのが楽しみになりました。自然の移り変わりが、身にしみて感じるような年になったのかも知れません。

 最近、教え子たちがしきりと食事に誘ってくれます。最後の卒業生を世の中に送り出して、3年半になり皆それぞれの生き方を身につけたということでしょうか。喜ばしいことです。

 人の世界でも世代交代があることを知るようになりましたが、石原慎太郎前東京都知事は、それを覆してくれる行動に走りました。曰く“若いやつがもっとしっかりしてくれなきゃ困る”、とおっしゃっています。私には、今の若い方たちもかなりしっかりしているのじゃないかと思います。中にはゲームに熱中している方もいるようですが、それがしっかりしていないということになるのかどうかは分かりません。

 同氏が、言い出した尖閣諸島の都有化発言から、政府が国有化に走りました。そのとたんに中国がいろんな発言や行動に出てきました。そのために、日本の企業に対する見え隠れする嫌がらせによって、大きな負の経済効果を招いたことも事実です。その影響は世界中に広がっているように見えます。

 私は、尖閣諸島を日本の領土として認識していますが、あえて問題を引き起こす必要があったのかどうかについては疑問に思うことも事実です。

 80才を迎えた石原氏に、政治的、経済的、そして思想的に等々どのような遺産を若い人たちに残すことができるのか、私は見守りたいと思います。しかし、負の遺産だけは残さないようにお願いしたいと思います。それは後の社会が証明することだから、評価はすぐには出てこないでしょうが。くれぐれも仕事途中で投げ出さないでください。高齢者といっても責任はついて回ることは百も承知でしょうね。


男の手料理といえるかな?あり合わせ材料でポークシチュを作りました

2012年10月24日 23時46分26秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は、シチュウを作りました。我が家の家族は、牛肉はバター臭いといって余り好みません。そこで今日は、ポークバラ肉ブロックを角切りにしたものを使いました。たまにしか作らない洋食ですから、細かいいろいろな食材は在庫がありません。そのために、代用品を使うことにしました。
 たとえば、コンソメがなかったのでコンブダシつゆの素、トマトピューレがなかったのでパスタ用の缶詰ミートソース、カツオだしの素、などを使います。はたして美味しいシチュウができるのかと心配になりました。作り方を書きます。
1.初めに、角切りにした豚肉をポリ袋に入れて、塩・こしょうと小麦粉を適量入れて両手で弾ませながら混ぜ合わせます。次にタマネギ1個を薄切りにします。これらをサラダ油を多めに入れたフライパンで焦げ目がつくほどに炒めます。それを圧力鍋に入れて、水1リットルを入れて、ふたを乗せ、煮たててあくを取ります。それからふたをきっちり閉めて、強火で加熱します。安全コマが音を立てて回り出したら、中火ないし小火にして10分間加熱を続けます。さらに10分間むします。この間ふたを絶対に開けないこと、危険です。
2.加熱蒸している間に、ジャガイモ中2個を皮をむいて4つ切りにして水にさらしておきます。タマネギを8つ切りにする、にんじん中1本を皮をむいて尖塔切りにしておきます。これらをフライパンで焦げ目がつくほどに油炒めします。
3.これらをなべに入れてカツオダシノ素1袋とミートスース1缶(2皿用)昆布だしつゆの素(5倍希釈したもの)1リットル 、塩こしょう適量を入れてふたをきっちり閉めて強火で5分間加熱します。
4.蒸し時間10分間が過ぎたら、コマを倒して圧力を抜いた後で、ふたを開けて、かき混ぜて味見をします。塩・こしょうなどで好みの味にしましょう。
 これで出来上がりです。
 具材はふっくら柔らかくなっており、ソースも、私がよく行く洋食店の味に引けを取らないほどにできあがっていました(笑、笑...)。ただし赤ワインやその他のちょっとしたものの香りは、入っていませんので何ともいえません。皿に盛り合わせてから、バジル?をのせたら美味しいかなとも思いました。


ワインの試飲会に参加して20121021

2012年10月23日 14時43分56秒 | 日記・エッセイ・コラム

 近所の酒屋さんで今年2回目のワインの試飲会があり、参加させていただきました。筆者が参加したのは、これで3回目になります。今回、提供されたワインは、ボルドー産のものでした。白が3本、赤が4本それにおまけとしてもう1本。都合8本のワインを試飲することができました。筆者は赤ワインを余り好まないのですが、それは、むせるような香りがどうしても筆者の嗅覚を悪い方へ誘い込んでしまうからです。

 今回試飲した赤ワインのうち、シャトーレイノン・ルージュとシャトーグラス・ジュ・デ・プリウールは、前記のような香りは全くなく、筆者ののどをさわやかに通っていきました。後者のワインは、貴腐系のものということでありこれからフランスワインの赤をのむときは、この系統のものを選ぶことにしようと思いました。

 フランスワインを飲むときは、3回の試飲会で美味しいものがあったのでそれを飲んでみようと思う。

 しかし、筆者はやはりドイツワインに惹かれるような気がする。モーゼル白ワイン(固有名は書かないことにする)のこくのあるしっかりした味は、いかにもドイツ人の気風を出しているような気がするからであろうか。

 ワインを楽しみだしたのは、ドイツへ行ったときに、モーゼル谷へ足を伸ばしたときに製造元で試飲したものが、世の中にこんなに美味しい飲み物があるのかと初めて知ってからです。

 このように嗜好物は、人によってそれぞれ経験と、そのものに出会ったときの印象によって方向付けられることがあるものと思います。

 


男の手料理 といえるかな?

2012年10月11日 23時11分24秒 | 日記・エッセイ・コラム

 多くの方が考えないようなことをやってみると、以外に新しい分野が見つかるものです。

 昨日の昼食に、昨日の夕食の残りのゆでた日本そばを少し加工して食べてみようと考えました。

 初めにタマネギを細切りにして、少量の食用油を入れたフライパンに入れて透明になるまで炒めます。だしと醤油を適量入れ、卵を割り落として炒めます。そこへ冷蔵庫に入れて保存しておいた日本そばを入れて焼きうどんの要領で具がよく混ざるほどに炒めます。油は、少しぐらい多くても日本そばがほどよく吸収してくれます。

 山椒、その他の粉末系のスパイスを入れるとさらに美味しくなりました。

 これで出来上がりです。まだ熱いうちに食します。思った以上に美味でした。味付けは好みによって、さらに工夫をするとよいでしょう。

 炒めるための油は、植物油がいいようです。バターやその他の獣脂は、しつこくなって私には向いていないようです。

 山椒などスパイスを入れすぎると、そばの風味が損なわれます。ところで、入れ立ての熱いお茶に山椒をほんの少し浮かせると、お茶がさっぱりした美味しさに変わります。

 手料理というほどのものではないのですが、思いつきで作ったら案外美味しかったので紹介しました。