寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

2011年が終わって見ると

2011年12月31日 23時45分53秒 | 日記・エッセイ・コラム

 いま、2011年12月31日22時28分。あと1時間30分ほどで新しい年を迎えることになる。今年一年を振り返るといろんなことがあった。筆者の4分の3世紀を生きてきた中でも、もっとも印象に残る年の中に入る。プレート移動の話を授業で学生達に毎年話してきた。インドネシアでの大地震と大津波が報道されたときの映像をみせながら、被害の様子や避難方法などを話してきた。日本で発生する確率は結構高いことも話してきた。それが本当に発生してしまった。津波の映像のすごさに地震の災害情報はなかなか報じられなかった。

 そのうちに東海原子力発電所の異常が報道されるようになった.これは大変なことになったと思った。大変申し訳ないことだが、筆者は直ぐに気象庁のサイトにアクセスして現地近辺の風向きなどを調べた。初めは南東方向の風が吹いていたのに、やがて逆向きに変化した。そして水素爆発が発生した。このために、放射性物質が広範囲に拡散することになった。その後の報道は何か場当たり的なものが多く明確な情報は伝えられなかった。そして毎日各地の放射線量が報道されるようになった。

 さらに各地で放射線量を測定されることになったお陰で知らずに生活していた居住地付近で見知らぬ放射性物質が発見される問いこともあった。

 放射線量の報道には、疑問になることもあったが、間接的に2時被害、3時被害が発生した。風聞被害を取り消すことは大変な時間と労力を必要とする。

 巨大地震の影響は、関東地方でも様々な現象を発生させた。かって新潟大地震でも発生した液状化現象である。新潟地震の際は、集合住宅が傾斜してしまった。その原因が液状化現象によるものであるとの報道された。同様な現象が震源域から離れた千葉県などで多発した。

 新しい造成地では、造成後早い時期にその土地に家を建てると降雨によって同じことが発生するという。そこで思い出すのが、道路を作るときに盛り土をしてしばらく放置することがしばしばあるということである。もちろん予算の関係で放置されているということもあるだろう。が、多くは自然に盛り土が落ち着くのを待っているということである。

 液状化現象の力は途方もないことがあり、5階建て30戸連続の集合住宅が転倒するほどである。個人住宅ではいろいろな症状が出て居住困難になることも多いという。このような被害に遭われた方にはお見舞い申し上げる。

 そして台風、今年上陸した台風は数は少ないが、大きな被害を残していった。あちこちで発生した水害と屋根など家屋に被害を直接もたらした風害である。我が家も台風15号の風害を受けて屋根が飛んでしまった。居住地の風害は広範囲に及び修理に時間がかかるという現象が発生した。我が家は町内の建築業者に依頼したので2週間ほどで修理してもらったが、2ヶ月も放っておかれた家もある。

 それにつけても政府の被害状況把握の悪さと対応の遅さにはあきれてしまう。また東電の対応も何とも不思議な感じがする。さらに元首相という方々のトンチンカンな発言にはあきれてしまう。

 この国の将来はどうなってしまうのだろうか。我が国の財政は、1000兆円の借金の上にさらに借金を重ねる政策をとる。不足分は国民の税金を増やすことで補おうとする。それは理由が明確になれば納得もするが、議員や公務員の総数を減らすなどして国民に借金を減少させるという姿勢が全く見られないことが最大の将来不安の原因である。

 国民は、今年はいろんな意味で困難な1年間であった。だけど来年は希望の持てる年にしたいと願って新しい年を迎えようと努力を惜しまない決断をしていると思う。

 最後に政界の平和と人類の港北のお祈りして本年最後のブログを終わる。読んで下さった方々に感謝するとともに来年も読んでいただきたいと希望する。


爺バカの記

2011年12月30日 11時17分58秒 | 日記・エッセイ・コラム

 いちばん年少の孫娘が二才になった。女の子は口が早いと言うが、上の孫達はどの子も言葉を理解しているのに話すのがなかなか出会った。

 孫娘は、いろんなことに気がつくのでもっとのんびり育てばよいのになどと思うことが見られる。しかし、それはそれなりに嬉しいことでもある。

 先日、その孫娘が初めて筆者のこと「じいじ」と呼んでくれた。筆者はびっくりするとともに嬉しくなって思わず、孫娘を抱きしめてしまった。

 孫娘は、何故か筆者になついている。妻が抱っこしてあげようとすると逃げてしまうことが多いのに、筆者には逆に抱っこしてくれと近寄ってくる。

 家の中で孫娘が別の部屋へ行こうとしてその部屋の前まで行くとドアが閉まっている。すると孫娘は、筆者をさがして手を引っ張ってその部屋の所へ連れて行く。そしてドアノブを叩いて空けてほしいという動作をする。ドアを開けてあげると喜んで大きな声を出して走り込む。全く可愛くてしょうがない。

 こういうのを本当の爺バカと呼ぶのだろう。幼子の日々成長する姿を見ているとこんなに幸せなことが他には無いように思う今日この頃である。

 


新しい PCを作りました

2011年12月02日 10時32分38秒 | 日記・エッセイ・コラム

 これまで使用してきたPCは、立ち上がり時間が長く少々いらいらしていた。それで新しいスペックでPCを組み立てることにした。内容は次の通りである。

CPU:インテル COREi7-2600

マザーボード:GIGABYTE Z68XーUD3H-B3

ストレージ:インテルSSD120GB データ保存用としてSAMUSUNG H103SI(1000GB)

光学ドライブ:バッファローBR-X816U2(外付け用のものを内蔵して使用した)

電源:玄人志向KRPW-P630W/85+

グラフィックボード:玄人志向GF-GTX560-E1GHD/CM

メモリーUMAX DDR3ーDIMM 4GB×4(16GB)

OS:Windows7Prof.64Bit版

全体のバランスは良いかどうか不明だが、予算の関係もあり上記の仕様になった。

完成後立ち上げテストを行ったところ、パスワード入力を含めて50秒であった。今までのが約2分30秒ほどかかったので、イライラ感は解消した。

費用は約9万円ほどになった。組み立て時間は約1時間,OS組み込みに約1時間、ソフトインストールに約4時間必要だった。

このPCは、主として画像処理用として使用する予定である。これまで使用してきたPCはネット・メール/ブログ専用にする予定であるが、部品を少し買い足すと、もう1台組み立て可能なのでそれが稼働したら、現在使用しているPCをあるグループに寄贈する予定である。