寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

今日スーパームーンが見えました

2015年09月28日 23時08分27秒 | 日記・エッセイ・コラム

東の空に大きな月が昇ってきました

 今日満月で大きな月が東の空に昇ってきました。

いつもの月よりオレンジ色に輝いているように見えました。

三脚を使わなかったので手ぶれが見られますが、まあガマン

出来る範囲です(笑)。

 最近自然の写真から遠ざかっていますが、いろんなことが片

ずいてきましたので、カメラを持って散歩に行こうと思っています。


病院へ行ってきました

2015年09月28日 23時04分01秒 | 日記・エッセイ・コラム

 若い頃に無理をして仕事に励んできました(これは
どなたも同じですよね)。例えば、正月2日から冬休
みが終わる1月9日まで、ある研究所の共同利用で使
える分析装置を私1人で使えると言うことで連続昼夜
兼行で数百個の試料の測定をしました。疲れを癒やす
ためにそれこそ大食いをしました。正月というのはも
ちろん特例ですが、連続徹夜の仕事をするのは年間
数十回に及ぶ年がかなり長い間続きました。
 40歳過ぎて初めて人間ドックを受けました。その
結果糖負荷検査をすると言われました。かなり濃いブ
ドウ糖を飲んで直後から30分後、1時間後、2時間
後、3時間後と血液検査をしました。その結果、血中
糖濃度の減少曲線が異常であると指摘されました。そ
のときすぐに医師に相談して生活習慣を変えればよか
ったのですが、忙しさのためにそうしなかったのです。
そして同じような生活が続きました。40歳代後半に
職場を変え、さらに50歳代半ばに別の大学へ転出し
ました。そこでようやく落ち着いた生活ができるよう
になりました。大食いはさすがにしなくなりましたが、
若い人と同じように食べていました。
 ある年健康診断の結果に精密検査を受けるようにと
指導され、勤務地近くの病院で検査を受けました。そ
の結果治療を必要とする程度に進行した糖尿病だと言
われ、2週間の学習入院をすることになりました。こ
れはいい経験になり生活習慣を変えるキッカケになり
ましたが、長い時間をかけて身についた習慣を変え 
ることは難しいことですね。
 最近になって父の晩年と同じように胸や足腰などい
ろんなところがに痛みが出るようになりました。そし
て数ヶ月ほど前から胸のあたりが重く感じるようにな
ったので医師に相談しました。それで近くの市にある
病院で心臓の冠状血管の診断を受けることになったの
です。
 冠状血管診断法はいろいろあるようですが、私の体
のことを考えて放射性タリウム化合物を使うガンマ線
診断法が選ばれました。検査は20分間ほどで済み、
2回目の検査を3時間後に行って終了になりました。
結果は30日に分かります。
 私は今でも木刀の素振りをやったり毎日小1時間ほ
どは歩いていますので体力には少し自信があるのです
が過去を引きずる不摂生の結果には自信がありません。
明後日が楽しみのような恐ろしいような気がしてます。


キンモクセイの香りとスーパームーン

2015年09月27日 19時33分04秒 | 寓居人の思い

 窓を開けると庭のキンモクセイの甘い香りが
漂ってきました。そして東の方を見るとスーパ
ームーンの大きな月が少し赤みがかって見え
ました、とはいきませんでした。厚い雲に覆われ
て月は全く見えませんでした。
 さてキンモクセイのについての思い出話です。
大学の研究室の旅行で福島・山形・宮城と回っ
たことがありました。上野駅発の夜行列車に乗
って出発しました。翌朝、福島駅につきました
駅付近の早朝からやっていた食堂で朝食を食べ、
磐梯吾妻スカイラインのバスに乗ってバスに乗
って吾妻小富士へ向かいました。浄土平でバス
を降り標高1707mの火口に向かいました。火口
のお鉢の上に立つ通りから晴れていた福島駅を
中心とした平野が一望のもとに見えました。
 吾妻小富士の火口の底へ降りると底は草に覆
われて柔らかでした。吾妻小富士を降りて再び
バスに乗り五色沼へ行きました。この沼はたく
さんの沼がありますが、それぞれの沼は底質の
違いによって水の色がいろいろな色に変わって
見えます。それで五色沼と名付けたといいます。
それは何とも言えないほどの美しさです。
 その後、磐梯高原駅(バス)からバスに乗っ
て檜原湖沿いの道路を通って白布高湯へ着きま
した。ここで1泊して(ここでの食事について
はもうすでに本ブログに記事を書いています)
翌朝米沢駅へ出てそこから鉄道で上山へ向かい
ました。上山からバスで蔵王山に向かいました。
蔵王産山頂の火口湖は青い水でいっぱいでした。
コマクサを見たり付近を散歩して山の東側にあ
る青根温泉で泊まりました。ここには昭和天皇
が泊まったようで、20畳ほどもある御不浄の間
というのがありました。翌朝バスに乗って東北
本線の大河原駅に向かいました。列車の発車時
刻まで間があったので町の中を散歩しました。
そのとき町中は甘い香りに満ちていました。そ
の木を探して歩き回り、ある大きな屋敷の庭に
高さ十二,三メートルほどもある大きなキンモ
クセイの木があったのです。木は全体がオレン
ジ色に見えるほど小さな花を付けていました。
  そして甘いヵおり香りを町中に行き渡るよう
にさわやかに風に乗せていたのです。あのとき
のことは忘れることはありません。また機会が
あればまた書くと思います。
 旅はその後仙台へ行き、松島へ足を伸ばして
取れたての牡蛎を食べたりウナギを食べたりし
て船で塩竃へ回って仙台に戻りました。その夜
夜行列車で帰郷しました。
 往復両夜行含めて4泊5日というのは高齢の
先生方にはきつかったようでしたが、良い思い
出にもなったと言っていました。


安物時計と時計修理と店主の話

2015年09月20日 23時10分54秒 | 日記・エッセイ・コラム

 その昔、私が大学卒業して研究室の残り初めて給料を
もらったとき、卒業研究の指導をして下さった助教授の
先生に腕時計を贈った。そのときの私の給料は基本給
12,800円だった。腕時計の価格は9000円くらいだった。
ずいぶん高価な贈り物だったのですね。
 それはともかくとして、今の私は8個の腕時計をも
っている。
何故こんなにもっているかというと、旅行や会議に出
席するために出かけたときに時計を忘れたことに気が
ついて買ったという事がしばしばあったからです。し
かし通常価格のものを買うのはもったいないので、駅
の改札口前で売っている1個千円のものを買いました。
それでも時計がないと行動が不自由になるのを防ぐこ
とはできました。
 さてそんな時計でもすぐ捨てるのはもったいないの
で、今も使っているという次第です。
 ある日、ロレックスのイミテーションの時計をして
家具店へ行ったことがあります。ちょうどその日ヨー
ロッパの有名ブランド製の装飾品を売っているので冷
やかしてみました。するとその店主が、私のしている
時計を見て本物と勘違いしてしまったようで私の家に
もっと良い品物があるので是非来てほしいといいだす
始末になりました。当の私はサンダル履きのラフな姿
だったのですがね。今は時間の余裕がないので後日こ
こへまた来ますといったら名刺と地図を書いた紙を渡
されました。飛んだことでした。
 またあるときは、勤務先の守衛さんがその時計を見
て私の時計と交換してほしいと言い出しました。私は
ふざけてこれは大事なものだからとことわりました。
すると彼はもう一つ別の時計をつけるというのです。
彼の腕にある時計は正真正銘のロレックス製だったの
で一瞬心が動いた?(笑う)のですが真相を話して勘
弁してもらいました。
 まがい物の時計でも徒刑として数年間使えるので最
近の技術はたいしたものですね。私のその時計が動か
なくなると、何故か捨てないでほしいといっているよ
うでつい電池を交換してしまいます。
 ところで、電池交換の費用は千円でした。千円の時
計に千円の電池を交換するなんてなんかちぐはぐな気
がするのも事実です。
  私が電池を交換してもらった店の店主は話し好きで
仕事が終わっても話に花を咲かせてなかなか帰してく
れませんでした。おかげで商売のノウハウや町のいろ
んな行事などの話も聞くことができました。楽しいひ
とときでした。私も結構暇人ですね(笑)。


安全保障関連法案可決(20150919)

2015年09月20日 00時59分50秒 | 日記・エッセイ・コラム

 19日未明参議院で安保関連法案が採決が行われ成立した。
思い起こせば1959年から1960年にかけて第1回目の安保闘争
が行われた。そのときの首相は安倍首相の祖父に当たる岸信介
首相であった。
  このときの新条約では、
 日米共同防衛の明文化(日本をアメリカ軍が守る代わりに、
在日米軍への攻撃に対しても自衛隊と在日米軍が共同で防衛行
動を行う)
 ということが問題になった。
 当時学生だった私も授業の合間をぬってデモに参加したもの
でした。私は特別共産主義に染まっていたわけではなかったの
ですが、戦争への恐怖というか懸念が胸の内から湧いてきたの
ですね。仲間たちも同じだったのです。太平洋戦争の傷跡がよ
うやく癒えた矢先にまた戦争に若者がかり出されるという恐れ
があったのですね。
 このときのデモに参加した人数は主催者発表で数十万人と発
表された。その数を以てしても法案を阻止することはできなか
った。しかし、岸内閣を総辞職に追い込むことができた。
 それに引き替えて、今回の阿部首相は自民党の総裁選を対立
候補がなく続投が決まった。衆議院で過半数を獲得した自民党
は岸内閣に続く歴代内閣の手法を踏襲して強引に議会運営や沖
縄基地問題を遂行しようとしている。
 法案が可決されると、今回、集団的自衛権に関して憲法解釈
を広げる形で行ったようにこの安保関連法案でも拡大解釈する
のを警戒しなければならない。
 内閣の信頼を疑うのは基本的に間違っているだろう。しかし、
法案について徹底的に説明し国民が十分に納得できるようにし
ないはおかしいと思う。しかし現在のような状態を作り出した
のは前回の選挙で投票した国民にあるというのも事実です。
  私たちは国会議員を選ぶ際にスローガンだけでなく政党や候
補者について十分に調べた上で投票するように心がけたい


男の手料理といえるかな?ローストビーフと食パンを焼きました

2015年09月18日 20時43分25秒 | 男の手料理といえるかな?

 最近思わぬ小遣いが入りましたので、前から食パンを焼き、

ローストビーフをつくりたいと思って”HAPPY CALLグリルパ

ン”とパン焼き器を購入しました。早速それぞれの材料を買っ

てきて昨日は食パンを焼いてみました。先ず容器に水を入れ

強力粉を入れ、塩、スキムミルク、塩抜きバター(マーガリンで

はありません)最後にドライイーストを入れてスイッチをONに

しました。初めゴトンゴトンと音がして材料を混ぜ初め、しばら

くしてこね始めました。しばらくこねていましたが、音がしなくな

りました。妻はすぐにも焼けると思ってもうできたのかと見に来

ました。いまはイーストが発酵させているんだといって説明する

と、“ずいぶん時間がかかるのね”といって消えました。その後

は放置して初めから4.5時間ほど経ったところでピーと音がし

てやきあがりました。取り出してみると山がでこぼこになってお

り、店で売っている食パンとは違い身た目は見劣りするものが

できました。さっそくたべてみました。少し塩分が多いようでした

が、初めてにしては美味しく焼き上がりました。

 そして本日、ローストビーフ作りをしました。まず牛肉の塊に

塩、こしょう、スパイスをすり込み少し寝かせてから少量の油を

落としたグリルパンを温め、中火で牛肉を回しながら表面が少

し焦げる程度の回し焼きをしました。その後フタをして小火で

蒸し焼きになるように両面をフタごとひっくり返しながら10分間

ほどゆっくり焼いて火を止めて蒸しました。ふたを取ると良い香

りがしました。レシピ通りにアルミコイルに包んでゆっくり冷まし

ました。その間に肉をとりだしたままのぱんに指定量の醤油、

みりん、蜂蜜、レモン果汁、他を入れて沸騰させてたれを作りま

した。

 他に付け合わせとしてスパゲッテイ100グラムをかなり柔らか

くなるまで茹でてからフライパンでトマトケチャップあえにしまし

た。それとじゃがいもをゆでてサラダを作りブロッコリとともに付

け合わせにしました。写真は例のごとく撮るのを忘れてしまいま

したが、家族は美味しいといいながら全部食べてくれました。

 本日は初めてなのでレシピ通りにしましたが、これからいろい

ろ工夫をしていきたいと思います。そのときは野心を付けた記事

を書きます。しばらくお待ち下さい。


平穏な社会を造りましょう

2015年09月17日 11時15分18秒 | 日記・エッセイ・コラム

 日本は平穏で裕福な国だという印象を外国人旅行者が口

をそろえていってくれます。日本人としてこんなに嬉しいこと

はありません。でも私は数十回の外国旅行で危険な目に遭

ったことは幸いにも一度もありませんし、見知らぬ私にとても

親切にしてくれた外国の方がたくさんいました。家へ招待し

て家庭料理をご馳走してくれたり、電車の切符の買い方が分

からなくて困っていると後に長い行列ができていても丁寧に

教えてくれた事もありました。後ろの方は辛抱強く待っていて

下さいましたよ。ありがとうございました。

 近年の日本の様子はどうでしょうか。毎日殺人事件や遺体

発見などという記事が続いていますね。困ったことです。

 日本で発生した凶悪事件は非常に検挙率が高いということ

を知らないのでしょうか。昨日埼玉県で発生した殺人事件で

は、外国(ペルー?)人が無差別に人を殺しています。恐らく、

この外国人は日本へ行けば金持ちになって帰ることができる

などという妄想を抱いてはるばる日本へ来たのでしょう。しか

し日本へ来てみて考えていたのとはまるっきり違う事に気が

ついたのでしょうね。

 日本人は食べるものに困っている人がいれば自分の食べ

物をその人に与えてしまうという優しさをもっています。たとえ

自分が貧乏であってもそうするでしょう。これは物質的に豊か

というのとは違います。日本人の多くは貧乏ですよ。でも心は

豊かになろうと考えています。だから自分より困っている人に

は援助をしようとするのです。

 自分のことをいうのは恥ずかしいのですが、現在の私の収

入は50年近く一生懸命働いてもらえるようになった年金だけ

です。でもね、ユニセフから世界の子供たちが餓えや病気で

助けを必要としているから援助の手をかして下さいといわれ

たり、あるいは、発展途上国の子供の教育支援をと依頼され

ればその中から幾ばくかの援助を申し出て世界の困ってい

る子供たちの支援をしてしまいます。そのために自分の食事

内容を少し落としたり、新しい衣服を買わなかったりしていま

すよ。幸い私は食事量が減り肉などの摂取量も少なくなって

きましたので何とかなっています。

 私たちは他人の命も自分の命と同じように大切だと考えて

います。他人の将来を奪ってしまうことは止めてめて下さい。

 

 

 

 


病院へ行ってきました

2015年09月16日 23時44分52秒 | 日記・エッセイ・コラム

 久しぶりに病院へ行ってきました。10時20分頃に受付で

初診手続きをして内科受付へ行き診察券をだして、問診票

を渡されて記入しました。近所のクリニックから紹介状をもら

っていったので初診手数料(名称は異なるかも知れません;

3,800円位)を支出しないですみました。そして待つこと長い

時間になりました。とうとう午前中は無理とのことで、午後2時

30分頃に受診できるというので食事に行ってきました。ところ

がこの病院のレストランはカレーライスとか麺類しかありませ

んでしたので、外へ出ましたが近所にはラーメン店しかありま

せんでしたので少し遠くへ足を伸ばしました。15分ほど歩いた

ところにカニ専門店があったのでそこでランチ(980円)を食べ

て病院へ戻りました。この店は大変行き届いていて感じの良

い店でした。

 午後2時に再受付をして待つこと35分ようやく受診できました。

症状を説明して、血圧を測り、検査方法を決めてくれました。次

回は今月末頃に2日間病院へ行くことになりました。

 長時間いた待合室の様子を観察していて面白かったですね。

向かい側の男性はナンプレをずーっとしていました。その連れ合

いの方は隣の女性(Aさん)と話をしていました。Aさんは声が大

きく聞くともなしに聞こえてしまいました。自分の病気のこと、入

院して回復し退院したが最近また違和感があるので再受診した

ことやどこそこの店は美味しいとか、値段が高くてもあまり美味

しくないからあそこはいかないほうがよいとかいろんな店の講評

をしていました。

 静かに下を向いている人もいました。あるいはスマホでずーっ

とゲームをしている人もいました。

 私はというと、タブレットに入れておいた囲碁の本を読んでいま

した。しかしさすがに長時間を過ごす内に飽きてしまい、PDFで取

り込んでおいた小説をナレーターで読ませて聞いていました。タブ

レットをこんな風に使うとは思ってもいませんでした。

 蛇足ですが、私を診察してくれた医師は30代後半?の声の優しい

方でした。インフォームとコンセントは十分理解できました。そして

手の指が女性のように細くきれいなのが印象的でした。


災害現場どろぼうをやめなさい

2015年09月15日 21時43分09秒 | 日記・エッセイ・コラム

  最近、災害が発生すると避難している方の家に空き巣が

入って持ち出せなかった金品を盗んでいくものがいるという。

しかも迷彩服や警察官の服装をして集団で行動するそうだ。

 避難していて居住者が留守であることを調べて空き巣に

入るという卑劣な行為を恥ずかしくないのだろうか。災害に

遭い、避難生活で疲れ切っている人達に追い打ちをかけるよ

うに損害を与えるのは人道に悖る行為である。

 救助隊のような服装をして窃盗を行うことは、救助活動に寝

る間も惜しんで活動をしている隊員の信頼を損なうことになり

かねない。

 警察官も多忙なことと思いますが、厳重な取り締まりをお願

いしたい。

 住民の方も大変なことになりましたが、どうか一日も早く心身

の健康を取り戻して頑張っていただきたい。私も自分にできる

形でお手伝いさせていただきます。

 


消費税増税と事務処理異聞

2015年09月14日 22時17分46秒 | 日記・エッセイ・コラム

 現在の消費税が10%に増額される時期が迫ってきた。

そんな中幸いというかどうか分からないが、日常生活の

飲食物(一部除外品もあるようですが)に限って消費税

を8%にするという。

 しかし、この消費税8%分の徴収方法に関して財務省

は複雑な方法を提案しており、財務大臣に至っては店

で2種類の税額を徴収するのは「めんどくさい」とのたま

わった。これには驚きましたね。職務を行うのに「めんど

くさい」とは何事ですか。

  一方来年の参議院議員選挙を控えて与党の中から

異論を唱えるものが出てきた。

 そのような「選挙を戦えない」などという議論は本質的

な問題ではないだろう。選挙になると選挙民にこびを売

るように選挙民寄りの意見を表明する。これもどうかと

思う。

 さて、飲食費に関する消費税をどう徴収するかという

ことである。それは至って簡単なことであると思う。消費

税を払う段階で8%というキーを一回押すだけですむ。

こんな簡単なことはないではないか。

 それを一度10%徴収して後から2%分を消費者の申

告によって還付する。申告書とレシートなどを付き合わ

せて正誤を確認して申告者に銀行振り込みなどによっ

て還付する。こんな、それこそ面倒くさいことをやるため

にどれほど担当者を増やさなければならないか、さら

にそのために必要な機器類の購入費用も莫大な金額

になると考えたことがあるのだろうか。

 以下は蛇足だが、うがった見方をすると消費者はレ

シートを無くしたりして申告をしない人がいるかも知れ

ない。するとその分を還付する必要がなくなるために

増収になるとか、現在は小売店の中には消費税をき

ちんと税務署へ納めていない店もあるというが、それ

がなくなるとさらに税収が増えると考えているのだろ

うか。これはある意味で納税の公平化につながるか

も知れない?

 私たちは、国民の義務として納税を拒むことはない。

だから政府・行政は集められた税金を無駄なく有効

に使ってほしい。