ワクチン配分大幅減、知事反発「政府の方針通りにしたのにおかしい」…ペース速い自治体不利
2021/08/07 18:18
(読売新聞)
政府が供給する米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンを巡り、今月30日以降の都道府県別の配分方針が変更され、佐賀県への配分量が大幅に減ることについて、山口知事は6日の県対策本部会議で「政府の方針通りに取り組んだのに、急にストップをかけられた。おかしい」と反発した。
これまで政府は、接種のペースが速い自治体に手厚く配分してきた。しかし河野行政・規制改革相は5日、今月30日〜10月10日の3クール(6週間)分について、配分済みの米モデルナ製を含め、全都道府県で12歳以上の人口の8割が2回接種できる量になるように供給すると公表した。