台風12号、西日本横断=初の西進、九州北部通過後停滞へ―31日まで大雨警戒
記事抜粋ーーーーーーーーーーーーー
台風12号は29日午前1時ごろに東海沖から三重県伊勢市付近に上陸し、近畿と中国地方を横断して午後5時半ごろに福岡県豊前市付近に再上陸した。強い勢力ではなくなったが、九州北部を経て30日朝までに西方沖へ抜けた後、沖合で31日までほぼ停滞する見込み。九州や四国で大雨が予想され、気象庁は土砂災害や河川の増水・氾濫、低地の浸水に警戒を呼び掛けている。
台風が東から上陸後、西へ進んだのは1951年の統計開始以来、初めて。12号が関東の南海上に北上した際、紀伊半島南方沖の上空に偏西風から分離した寒冷渦があったため、その周りを反時計回りに回って西日本に向かった。山陰沖の上空にはチベット高気圧が張り出して北上できず、そのまま九州西方沖へ進む見通しとなった。
初めてと聞くと、なんとなく、うきうきする。
なんとなく、頬が緩む。
けれども、災害になりそうなモノの時は、悲しくなる。