パソコン普及率が90%に近付いているそうだ。
一家に2台、3台というのも、当たり前になってきた。
パソコンを始めた頃、専門用語には、悩まされた。
国家資格を持つ者が身近に何人もいたので、容易に聞くことができた。
それでも、いつでも、近くにいるわけでもないし、ちょっとした事は、ソフトのヘルプ
をみたり、ネットで検索してみたりした。
今でも、わからに事が起きると、もっぱらネットで調べている。
たいていのことは、用が足りるので、ネット生活をエンジョイしている。
90%になんなんとするパソコンでは、あるが、以前は、パソコンをテープレコーダーに
たとえて、いる人がいた。
パソコン自体はテープレコーダーだから、テープを入れてあげなければ聞くことはできない。
「パソコンって難しい」とか、「わからなにから使えない」とかいう人には車によく例えた。
エンジンがかかれば、後は操作方がわかれば動かすことはできる。
あとは、交通法規を知ったり、実際に動かしていくなかで、スキルアップしていけると、伝えてきた。
トラブルは、ネットで、調べるとか、ヘルプの存在を伝えて、探す方法を伝えてきた。
普及率のわりにこなせない人が多い。
95時代の使い方をしている人が結構多い。
そういう時代なので、パソコン歴が5年とか7年とかの人でも、使い方は以前のまま。
パソコンが進化しても、利用する側に届きにくい。
最近の話題で、OSとOfficeのヴァージョンのことが問題となった。
パソコンを使い始めた頃、ノートパソコンにプリンタのケーブルをつなげて、「印刷できない」と
悩んでいる人がいた。
たいていの電化製品は、電源ケーブルをさし、スイッチをONにすれば、即使えた。
パソコンもそういう風になっているという風に思うらしい。
新しくプリンタを、購入しようと、量販店に行き、プリンタの仕様をみると、OSの対応表や印刷の速度などがある。
windows95の頃には95と3.1と、MACのことが書いてあった。
98の頃には、3.1、95、98、98seと変わり、2000の頃には当然2000が追加表記。
最近では、98以降からの表記ばかりになった。
パソコンの周辺機器、新しいソフトを買いたい時には、このOSは、最低確認事項となるので、
周辺機器を購入する時は、自分のマシンのことを知る必要に迫られる。
パソコンの導入、設置、設定、ソフトのインストール、等々。すべて、お膳たてしてもらったユーザーは、このところを知らずに済んでしまうために、バージョンが違うことによる、トラブルや、発生すると、パニクる。
「パワーポイントで作ってもらった、画像を、5秒間のスライドショウで流す」という計画が出たときに、バージョンの問題を決めた方がいい進めた。
前回のプレゼンの時にwindows7とOffice10で作ってきた人がいた。
職場のパソコンは、OSは、xpとvista。officeは7だった。
担当者が事前のチェックしようと、ファイルを開けようとしたが、開けないと騒ぎになった。
office7で作りなおしてもらうことにしたが、パソコンは持参することに。
プレゼンの会場にあった、パソコンはwindows vista、office7。
複数のプレゼンターがいるので、会場のマシンを使うことに。
肝心のプレゼンは、重い動画が入っていて、ファイルを開くのに5分ほどかかり。
ファイルの終了には、途中で「応答なし」になってしまうことになった。
已む無く強制終了にした。
そういう事態を防止するための措置としてバージョンを指定することを提案。
添付ファイル問題を以前体験していた人たちは、バージョンが色々あること、
バージョンによって、不具合が起こるらしいことは理解したものの、自動車のリッター違いとは異なることは、理解していなかった。
簡単な説明の表を作ってみてもらった。
バージョンの違いが大きな違いになるということは、理解されたようだった。
「簡単だよ。つなぐだけだよ」と販売会社は宣伝する。
本当に、簡単になったものも多い。
初めてFTPで送った時は、大変な間違いをしたり、時間もかかった。
最近では、3ステップくらいで、できてしまう。
プロバイダの設定も以前は、30分くらいかかった。
問合せしたこともある。
先日のプロバイダの設定は、すんなり行って、5分くらい。
メールの設定も2、3分だった。
以前、苦労させられたことは、半自動的に出来るようになっていた。
便利になったけれど。手放しでは喜べない。
すべてについて、こんなに自動化されていないのだから。