映画『ミケランジェロ・プロジェクト』

戦場で美術品守った男たちが映画に

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151015/k10010270771000.html

 

第二次大戦中のヨーロッパで、数々の美術品が破壊の危機になった時に、美術品を守ろうと戦場に赴いた人がいるそう。

美術館の学芸員や彫刻家など芸術に詳しい人たちで構成される「モニュメンツ・メン」と呼ばれる７人の男たち。

芸術に明け暮れ、銃や武器を手にしたこともないという中年の男たちが、美術品を守るという特殊任務を受け、初めて戦地に赴き、命懸けで戦場を駆け回った。

 

その映画だそう。

 

映画の原作者、ロバート・エドゼルさんの言葉です。

「私たちの文明社会が直面する最も大きな脅威は、無関心かもしれません。文化財が破壊されたり盗まれていることはひと事ではないのです。映画を見た人に悲惨な戦争の時代にあっても、崇高な任務を背負っていた人たちがいたことを知ってもらい、今の私たちに何ができるのか、考えてもらうきかっけになればと思っています」（ロバート・エドゼルさん）

 

 

最近、ISとかいう集団が、あちこちで旧跡や遺物などを破壊しているというニュースを目にしました。

まったく愚かしいことです。

 

自身が現地に赴き、ISの行為を止めさせる勇気は持ち合わせていません。

彼岸の火を見るかのごとく、しかできない事に心が痛みます。

なので、せめて、ごく少数の人にでもお知らせする次第です。

15億円分の放置

金がない。金がない。といいつつ、無駄な15億円もの金額に相当する物が生かされていない。

 

年金機構、宿舎７棟で居住ゼロ…１５億円分放置

http://www.yomiuri.co.jp/national/20151014-OYT1T50182.html?from=ytop_main6

 

財源確保の一方で垂れ流しの金があり、死に金が増えている。

 

生活保護費を縮小すことはすぐに考えるのに、無駄金の整理は少しもしようとしていないのでは？

 

「お役所仕事」という言葉は死語かと思っていたが、どうも現役のよう。

 

大会社も、行政も同じ。

つけは、消費者。そして、庶民に。

感動してもらえる演奏を目指す

今回のお題は、

『感動してもらえる演奏』を目指すためには、についてです。

 

まずは、下の二つの合唱団の同じ曲を聴いてください。 

大久保混声合唱団

https://www.youtube.com/watch?v=SzBnaEkLVGM

 

混声合唱団「コア・チェンバーシンガーズ」

https://www.youtube.com/watch?v=thFgJGvAJdA

 

それぞれの合唱団のどこがいいと思いましたか？

どう、良いと思いましたか？

 

それから、どこが良くないと思いましたか？

どう良くないと思われましたか？

 

同じ曲でも、合唱団やピアニスト、指揮者によっても演奏が違います。

同じ、合唱団、同じピアニスト、同じ指揮者でも演奏する年月日、同日でも同じ会場でも変わるのが演奏の怖さであって、

生き物と言われている由縁だろうと思っています。

 

来年3月に向けて、今、新しい曲も増え、練習をしているところです。

演奏会に合わせて１００％以上の演奏になるよう、練習を重ねていくわけです。

 

１００％の練習ができていても本番には９５％しか出せないかもしれません。

なので、気持ちとしては本番までに１２０％くらいを目指していかないと、トラブルや、ハプニングに対応できず、散々なことになることもあります。

 

それには、どうするか。

 

まずは、楽譜をなぞっていくのではなく、楽譜に描かれているところだけに満足せず、楽譜に描いていない音符や演奏記号の

間や心を込めていって欲しいです。

 

練習には少しずつ積み上げていく方法がありますが、そこに+アルファを乗せていったら、ぐんぐん人に感動してもらえる演奏に

なると思っています。

 

個人的には、上手な演奏は、決して感動する演奏とイコールではないと思っています。

演奏は聴いたら感動したいですよね。

 

ラグビーの選手から教わった言葉です。

『一人はみんなのために。みんなは一人のために』

この精神に打たれました。この精神は合唱にも言えると思います。

 

「上手だけどね・・・・」より「感動した」と思っていただける演奏を心がけたいと思っています。