先週のことだ。
寒くなってきたのか、急に音楽を聴きたい季節になった。
一年中iPodを離さないのだが、最近は11/22にライブ出演があるために、
iPodで聴いているのはライブ用の音源のみなのもあり、
他の音楽を聴きたいという欲求があるのだろうか。
それとも秋から冬はJAZZを聞きたくなるものだろうか。
先日、中央線201系(オレンジ単色の電車)がもう無くなる記事を書いた。
201系に会いたいという欲求もあり、中央線でどこかに行きたいとも思った。
大学時代に同じ音楽サークルに所属していて、よく一緒に遊んだ女性が、
都内ライブハウスを中心にJAZZボーカリストとして出演している。
数年前までは代々木NARUや高田馬場gateoneに見に行ったものだ。
その岩本絵麻さんは祖父も父親もJAZZミュージシャンで、祖母は
かの坂本龍一さんも教えたというクラシックピアノの先生だ。
彼女が小さい頃、よく自宅に坂本龍一さんが来ていた話も聞いたものだ。
町内の少年だったらしい。
その絵麻さんがその日、国立のバー かろる に出演するとのこと。
国立のバー かろる はミュージックチャージも無く、食事もほぼ無しで、
焼酎は1000種類あるという駅前にあるバーだ。
1000円ほどでライブまで楽しめるという計算になる。
金欠の懐には有り難い話だ。
201系との出会いは運に任せて、国立に向かうことにした。

荻窪で快速から通勤快速に乗り換えることにしホームに下りたら、
東京行きの201系が入線してきた。
なんだかとても運が良い。
正面からの写真は前回掲載したので載せないが、
このオレンジ一色のまさしく国鉄然とした中央線の電車がもう無くなるのは
とても寂しい。
音楽、芸術、演劇の中心である中央線の象徴とも言えるからだ。

まず国立駅の変貌に驚いた。
いつの間にか高架駅になっていたのだ。
地上に降りて駅前の東西書店でタバコを仕入れる。
書店のレジでタバコを販売しているのだ。
DISK UNIONのある駅前ビルの2階が「かろる」だった。
扉を開けた瞬間、懐かしい顔があった。
その瞬間のことは彼女の日記の11月12日の箇所に書いてあった。

絵麻さんに会うのはすごく久しぶりだったのだ。
しかし、ちっとも変わっていない。
いや、かえって若くなったようにさえ見える。
30年前の学生の頃と、声も話し方も元気さもちっとも変わっていない。
なんだかタイムスリップしたかのように思えた。
いや、確かにきれいになっている。

共演の土屋秀樹さんに最初にご挨拶した10秒後、
彼は携帯の待ち受け画面を見せてくれた。
そこには京急800系の写真が。
その瞬間、友人になった。
土屋さんも男の子のパパだ。
いつも一緒に電車を見に行くのだそうだ。

二人の息はすごく合っていた。
曲はその場で決めていく。
彼女が出す場合もあれば、土屋さんがポロリとイントロを弾き始める場合もある。
いずれにせよ、彼女の歌と、ギターはぴったりだ。

ステージの場所はすごく暗い。
お店の中全体が暗いので、写真を撮るのは難しい。
ISO3200でもSSはとにかく低速。
肉眼では顔がはっきりしないぐらい暗いので、
カラーで撮るとノイズが多くなるので、モノクロで撮ることにした。
カラーはこれ1枚にしておこう。

彼女が大きく変わったのは、歌だ。
歌い方が変わったわけではない。
とにかく上手くなっていて驚いた。
音程も声の出し方も抑揚も表現もすべて。
そして前よりずっときれいになったんじゃないだろうか。

土屋秀樹さん(通称つっちー)のギターはすごく上手い。
それはフレーズが流れるようで、決して途切れないのだ。
コンサートでセットリストが最初から決まってるのならそうだろう。
小さな箱でのライブは基本はテーマ以外はアドリブだ。
客からのリクエストもある。
そんな場合でも土屋さんのギターは流麗。
頭の中にたくさんの音が入っていて、アイディアがいろいろ出てくるのだろう。
私にすごくしっくりくる音だった。
自宅に帰ってから土屋さんのHPを見て、ははーんと思った。
Favorite Musicには
Kenny Wheeler、Dave Holland Trio、John Abercrombie、Keith Jarrett Trio
Ry Cooder、Pat Metheny、Jeff Beck、Marc Johnson、Paul Bley・・・
これって、私とまったく同じではないか。
そして奥様もボーカリストなのであった。
今は子育てと両立するよう工夫されているようだ。
土屋一家のことがたくさん書かれていて面白いブログだったので、
全部見てしまった。

ほんの思いつきで行った国立。
こんなに楽しくなるとは。
だからJAZZはやめられない♪
SONY α900、AF50mm/F1.4
寒くなってきたのか、急に音楽を聴きたい季節になった。
一年中iPodを離さないのだが、最近は11/22にライブ出演があるために、
iPodで聴いているのはライブ用の音源のみなのもあり、
他の音楽を聴きたいという欲求があるのだろうか。
それとも秋から冬はJAZZを聞きたくなるものだろうか。
先日、中央線201系(オレンジ単色の電車)がもう無くなる記事を書いた。
201系に会いたいという欲求もあり、中央線でどこかに行きたいとも思った。
大学時代に同じ音楽サークルに所属していて、よく一緒に遊んだ女性が、
都内ライブハウスを中心にJAZZボーカリストとして出演している。
数年前までは代々木NARUや高田馬場gateoneに見に行ったものだ。
その岩本絵麻さんは祖父も父親もJAZZミュージシャンで、祖母は
かの坂本龍一さんも教えたというクラシックピアノの先生だ。
彼女が小さい頃、よく自宅に坂本龍一さんが来ていた話も聞いたものだ。
町内の少年だったらしい。
その絵麻さんがその日、国立のバー かろる に出演するとのこと。
国立のバー かろる はミュージックチャージも無く、食事もほぼ無しで、
焼酎は1000種類あるという駅前にあるバーだ。
1000円ほどでライブまで楽しめるという計算になる。
金欠の懐には有り難い話だ。
201系との出会いは運に任せて、国立に向かうことにした。

荻窪で快速から通勤快速に乗り換えることにしホームに下りたら、
東京行きの201系が入線してきた。
なんだかとても運が良い。
正面からの写真は前回掲載したので載せないが、
このオレンジ一色のまさしく国鉄然とした中央線の電車がもう無くなるのは
とても寂しい。
音楽、芸術、演劇の中心である中央線の象徴とも言えるからだ。

まず国立駅の変貌に驚いた。
いつの間にか高架駅になっていたのだ。
地上に降りて駅前の東西書店でタバコを仕入れる。
書店のレジでタバコを販売しているのだ。
DISK UNIONのある駅前ビルの2階が「かろる」だった。
扉を開けた瞬間、懐かしい顔があった。
その瞬間のことは彼女の日記の11月12日の箇所に書いてあった。

絵麻さんに会うのはすごく久しぶりだったのだ。
しかし、ちっとも変わっていない。
いや、かえって若くなったようにさえ見える。
30年前の学生の頃と、声も話し方も元気さもちっとも変わっていない。
なんだかタイムスリップしたかのように思えた。
いや、確かにきれいになっている。

共演の土屋秀樹さんに最初にご挨拶した10秒後、
彼は携帯の待ち受け画面を見せてくれた。
そこには京急800系の写真が。
その瞬間、友人になった。
土屋さんも男の子のパパだ。
いつも一緒に電車を見に行くのだそうだ。

二人の息はすごく合っていた。
曲はその場で決めていく。
彼女が出す場合もあれば、土屋さんがポロリとイントロを弾き始める場合もある。
いずれにせよ、彼女の歌と、ギターはぴったりだ。

ステージの場所はすごく暗い。
お店の中全体が暗いので、写真を撮るのは難しい。
ISO3200でもSSはとにかく低速。
肉眼では顔がはっきりしないぐらい暗いので、
カラーで撮るとノイズが多くなるので、モノクロで撮ることにした。
カラーはこれ1枚にしておこう。

彼女が大きく変わったのは、歌だ。
歌い方が変わったわけではない。
とにかく上手くなっていて驚いた。
音程も声の出し方も抑揚も表現もすべて。
そして前よりずっときれいになったんじゃないだろうか。

土屋秀樹さん(通称つっちー)のギターはすごく上手い。
それはフレーズが流れるようで、決して途切れないのだ。
コンサートでセットリストが最初から決まってるのならそうだろう。
小さな箱でのライブは基本はテーマ以外はアドリブだ。
客からのリクエストもある。
そんな場合でも土屋さんのギターは流麗。
頭の中にたくさんの音が入っていて、アイディアがいろいろ出てくるのだろう。
私にすごくしっくりくる音だった。
自宅に帰ってから土屋さんのHPを見て、ははーんと思った。
Favorite Musicには
Kenny Wheeler、Dave Holland Trio、John Abercrombie、Keith Jarrett Trio
Ry Cooder、Pat Metheny、Jeff Beck、Marc Johnson、Paul Bley・・・
これって、私とまったく同じではないか。
そして奥様もボーカリストなのであった。
今は子育てと両立するよう工夫されているようだ。
土屋一家のことがたくさん書かれていて面白いブログだったので、
全部見てしまった。

ほんの思いつきで行った国立。
こんなに楽しくなるとは。
だからJAZZはやめられない♪
SONY α900、AF50mm/F1.4