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SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

世代交代(中央線201系、京浜東北209系500番台)

2009-11-06 | 鉄道・バス
オレンジ色一色の中央線が無くなろうとしている。
201系が中央線から引退するのだ。
この1ヶ月ほど、たまたま通勤や移動中に201系を見たときに
カメラに収めたものだ。


中央線といえば、子供の頃からオレンジバーミリオン一色の
電車だったのだ。
それがシルバーにオレンジのラインが入った新型233系に変わるという
ただそれだけの話しだ。
ただ、もう今後もオレンジだけの車両が走ることは、まずないだろう。
車両の素材が鋼からステンレスやアルミに変わり、錆を気にすることが
ないので全部を塗装しなくても良いからだ。

201系は学生の頃に国鉄でデビューした。
サイリスタチョッパ制御と電力回生ブレーキを装備した省エネ車だが、
国鉄もようやく一般通勤車用として空気バネ台車も採用した。
国鉄にしては贅沢な電車だったのだ。
コストがかかったのであまり普及せず、次の世代の205系からは、安い制御方式と、ステンレス車体、ボルスタレス台車になってしまう。
だから約1000両しか製造されなかった。

近年、車両故障が頻発して中央線がよく遅れるようになった。
201系が欠陥車だとまで言われるようになり、一気に新型車への
変更が進んだ。

そして、2編成だけ残った201系も今年度中に中央線を去る。

2編成のうち1編成は予備の扱いなので、もはや滅多に見かけることがない。
たまたま見かけたら、慌ててバックからカメラを取り出して撮影した。












201系の台車は割りと好きだ。
形式DT46は私が好きな円筒案内式軸箱支持方式(シュリーレンタイプ)なのだ。
これは高速運転を行なう京急や近鉄が好んで使った方式だ。
ワイルドで安定感のある乗り味。








電車内でカメラを取り出して併走する電車を撮るのも恥ずかしい感じだが、
最近はあまり変な顔をされなくなった。
ホームで携帯で変わった電車を撮る人も急増した昨今だ。





さて、これは京浜東北線の最後の209系500番台だ。
たった1本だけ残っていた209系幅広バージョンだが、9/9を最終日に
翌日、工場へ送られた。

これを撮影したのは、たまたまだったが、最終日頃であった。

花束も贈られず、ひっそりと職場を去っていったようだ。


SONY α900、AF50mm/F1.4
コメント (6)
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