goo blog サービス終了のお知らせ 

SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

ダンドン×カンパニー

2009-11-08 | バンド・音楽
先週、もと居た会社の知り合いと大塚で会うことになった。
彼と彼女の会社が大塚なのだが、気になりながら入って居ない店ということで、
All in Fun」というレストランを選択した。
この店はライブも行っている店で、この日は
ダンドン×カンパニーというコーラスユニットの出演で、
投げ銭(ドネーション)方式だった。
ちなみに大塚はライブハウスがやたらに多い音楽の街なのである。


メンバーはダンドン、AN、アヤト(ヴォイスパーカッション)、ドボンジュール田中(ピアノ)各氏4名。

オペラ曲やクラシック曲をアレンジした歌いあげる歌や、
演歌風の即興曲などをすごくうまく器用に、そしてちょっと面白く歌う。
ダンドンさん、ANさんのハーモニーは素晴らしく、
そこにアヤトさんの口によるドラムやパーカッションが絶妙に絡むのだ。
こんな世界があるんだなあと感心することしきりのライブパフォーマンスだった。







ダンドンさんは経験豊かですごく歌が上手い人だが、
演劇もやられているようで、表情や身振りが素晴らしいのだ。
MCは楽しくテンポがあってアドリブもすごい人だが、
そう、芸歴という単語で表したほうが良いのだろう。
おまけに大阪出身の人だけに、客を退屈させない。




女性ボーカルのANさんも、いろいろ活動している方のようだ。
なんというか明るい気持ちにさせてくれるのだ。
ダンドンさんとのハーモニーが美しい。





右側のアヤトさんは口とマイクでドラム、パーカッションをする人。
そのテクに注視してしまった。
私もドラム係の人なので、参考になったのだ。
うちのバンドでドラムの無い店から出演を誘われたことがある。
こういう手法もあるんだと興味津津になった。

帰宅後、SNS上でたくさんお話をさせてもらった。
なんと、奈良県の学園前で育ったという共通点があった。
同志社大と関西大の二つで学んだ経歴も面白い!










客との絡みが楽しい。
ショーである。
All In Funのスタッフも一緒に絡む。
音楽好きのスタッフばかりと察する。





楽しい楽しい夕食となった。




「All in Fun」の料理や雰囲気も最高である。
スタッフのみなさんも、ファミリアーで親切で明るい。
素敵なお店だ。



ライブが終わり、楽しくなった我々3名は、近くの「バックビート」に行った。
ここで3曲ほど、ギターとドラムで他の方とセッションさせてもらった。
楽しい音楽を聞いたあとは、自分もやりたくなるのが人情だ。


SONY α900、AF50mm/F1.4
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

綺羅 Line in STB139スイートベイジル

2009-11-08 | バンド・音楽
綺羅、待望のLIVEが有った。
六本木スイートベイジルは最高の雰囲気と音響ともてなしのクラブだ。
この最高の環境で綺羅を聞けるなんて、それだけでのワクワクする。
残念ながらスイートベイジルは撮影禁止なので文字だけで綺羅の素晴らしさを
伝えなければならないのだが、それは不可能だ。
音楽を愛するものなら、一度そのステージを生で見るべきだ。

10月26日(月) <第八帖 琴線>
    メンバー
     綺羅 木戸やすひろ、広谷順子
     永島広(G)、ツルノリヒロ(Vln)、唐沢彩子(Cell)
     山本恭久(Per)
    ゲスト
     里アンナ(Vo)、鳥山雄司(G)

SONY提供の世界遺産のテーマ曲でおなじみの鳥山雄司さんが参加したということ、
それはすなわち綺羅が超一流の音を提供していることの証だろう。

ゲストボーカルの里アンナさんは長身ですごく声量のある奄美大島出身の
歌手だ。
すばらしく上手いボーカルを聴かせてくれた。

綺羅のステージは静かに厳かに優しい音で始まった。
すでに大きな箱のスイートベイジルは2階席まで数百人の聴衆で
満席だった。
だれもが息を飲んでその音空間に身をゆだねた。

広谷さんの和琴、山本恭久さんのパーカッションが幻想的な音空間を
さらに広げる。
木戸さんのやさしいボーカルが会場を包み込む。
広谷さんならではの絶妙なハーモニーが木戸さんの声と重なり合い、
うっとりするほどだ。

いつのまにか幼い頃の風景が瞼の裏に投影される。
野原、小川、夕焼け小焼け・・・
涙が出てしまった。
コンサート中に3回も。
綺羅の紡ぎだす音空間が琴線に触れてしまった。


鳥山さんのギターで、広谷さんが「古都めぐり」を歌った時は、
来て良かったと再度思った。
この歌は、奈良の斑鳩から飛鳥へのシーンが出てくる失恋の歌だ。
小さい頃育った斑鳩地方の風景が思い出されてくる。
近鉄がテーマ曲として使ったこともある名曲だ。

2時間のステージが終わった。
満席の会場の誰もが幸せそうな顔だったのだ。
外は冷たい雨が降っていたのに、暖かい気持ちでいっぱいだったので、
ちっとも寒いと感じなかっただろう。

私の席のすぐ側には庄野真代さんの顔もあった。
昨年、綺羅と一緒にトルコへのツアーを行ったのだった。
広谷さんはトルコは料理がすごく美味しかったと印象深く話すものだから、
いつかトルコ料理を食べたくなった。

こんなに素敵なコンサートは、実は他に無かった。
何百回と行ったライブやコンサートで、綺羅ほど印象深いものはかつて無い。

次回も楽しみだ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする