『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

この冬もキンカン(金柑)が思い出を手繰り寄せて・・・

2019-02-02 10:16:36 | 喜怒哀楽をポジティブに
寒さが厳しさを増すこの時季になると私がキンカンを好きだということを
覚えてくれている友人、知人からたくさんのキンカンをいただいている。

キンカンには甘さ、酸っぱさ、ほろ苦さなどがあり香りも楽しめるし
私にとってはいろいろな思い出のある果物である。

最初に食したのは65年程前の小学生高学年の頃だっただろうか?
そのころは一般的に食べることも見かけたりすることもなかったと思うが、
母がどこからかもらってきたものを母が噛む仕種を見習って前歯でコリッと
噛んで食べた時に口の中に広がった爽やかな味と清々しい香りと優しく
嬉しそうな母の笑顔が思い出される。

甘い果物という印象はなく、酸っぱさと口に広がる香りが子供心に不思議
だったがもともと酸っぱいものが大好きな私には魅力的な果実だと思ったことを
よ~く覚えている。

それ以後も食べる機会はほとんどなかったが、結婚して何年か経った頃に
家族で出かけたスーパーで見かけた時にあの懐かしい思い出が蘇り
妻もそのころはまだ食べたことがなかったキンカンを顔を見合わせながら
思わず買ってしまった。

最近は多くの家庭でも甘露煮やはちみつ漬けなどで食べることが多いようだが
私は何といっても生で食べるのが一番だと思っているのでいつも「コリコリ」
「カリカリ」で楽しんでいる。
種が多いのも全く気にならない。

最近は「完熟キンカン」という糖度16~18の生食専用の本当に甘いあま~い種類も
あるらしいので機会があればそれも食べてみたいとも思うが、私はやっぱり普通の
酸味のあるもののほうが好きだと思う。

このキンカンは漢字で「金柑」と書くようだが店頭での販売時には「キンカン」
と書かれていることが多く「金柑」の漢字表記はほとんど見られない。

キンカンが「金柑」という漢字なら「柑」という文字から金色をした柑橘類
なのかと思ったが実はミカン科キンカン属で別名をキンキツ(金橘)ということが
分かった。(柑橘属ではないとのこと)

友達からもらった金柑は大きさも揃ってはいないが一粒一粒に個性があるようで、
また心も籠っているようで店で買う揃った大きさも形も柔らかさも綺麗に揃った
ものよりも私にとっては真に味わいが深い。

輝くようなキンカンのこの香りを楽しみながらこれを機会に彼らへの
お礼の意味も含めてキンカンについてのうんちくを傾けられるくらいの知識を
得られるよう取り組んでみようと思っている。

齢をとるといろんなことが億劫になるという人もいるようだが私は齢をとっても・・
というより齢を重ねるほどいろんなことを更に知りたくなり、他の人たちには
何の意味をなさないことに対しても関心や興味を強く持ちすぎるくらいで、それが
また自分自身の活性化や『いつも、いつでも元気炸裂!』の源になっているのでは
ないかと思っている。

そしてまた今日も朝から好奇心が増幅していく一日になるだろうと思うと誠に
嬉しい。














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