『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

金曜日の本屋さん

2024-05-29 11:08:33 | 喜怒哀楽をポジティブに
  

  

昨日(28日)は全国各地で雨が降ったり、強風に煽られ、
歩行困難な状況が見られたようだが、幸いここさいたま市
(私の住む街周辺)では雨も降らず少し強い風が吹く程度で、
歩けない人や強風によって傘が壊れるような光景は見られなかった。

そして今朝、薄い雲は見えたが明らかに晴れを思わせる空は
8時ごろには私の大好きな青空と広範囲に広がる白い雲に
変わっていた。

気分良く深呼吸をしながらぷかぷかと浮かぶような雲を見ていると
「金曜日の本屋さん」の4冊目「冬のサイダー」が届いた。
これを読むのはもう少し先になるがこの4冊が揃ったことで心が
豊かになったような気がする。

四月の初旬、私の周りの桜も満開の頃だったと思う。
ブログ友すずさんが紹介された「金曜日の本屋さん」の
タイトルを見た途端、私は何も考えることもなく咄嗟に
『これは読まなくちゃ・・』と思った。

すずさんの説明と読後の感想からこれは時間をかけて
読みたい・・と思ったので常に傍に置いておこうと
図書館へは行かず買うことにした。

私の近くの北区役所の図書館にはおそらく無いだろうし、
取り寄せてもらっても時間をかけて読むタイプの私には
返却日までに読み切れるかどうかも予想できないと
思ったのだ。
そしてすぐに手に入れたのがこのシリーズの3冊、
「金曜日の本屋さん」同タイトルの
「夏とサイダー」そして同じタイトルの「秋とポタージュ」

確かに読み応えのある本だと感じ、あるところまで
読み進むと物語の相関図と登場人物の思いなどを考えながら
そこまで読み返す私なりの読書法(?)で4月の下旬に
1冊目を読み終え、現在は2冊目の「夏とサイダー」・・・

以前にも何度か記事にしたことがあるが、私が長い期間を
経て再び読書に目覚め、その喜びのようなものを知ったのは
完全にリタイアした2018年以後のブログを始めてからなのだが・・・

年間に220冊も読む読書家のすずさん(ブログ友)に
触発されたのがきっかけだった。
ECCの講師とのダブルワークのすずさんは現在音楽活動でも
皆さんご承知だと思うが、その読書の記事で私は本を読む
喜びなどを思い起こし、長いブランクはあったが2018年以後は
以前にも増して本を読むようになった。
私が再び拙いウクレレに目覚めたのもすずさんのおかげ・・・

さて、「金曜日の本屋さん」については色んなことが
思い浮かび、その場に居合わせたような気持ちにもなるが、
各話に様々な本が登場するのも興味深い・・
例えば「1.読みたい本なんか見つからない」は庄司薫の
「白鳥の歌なんか歌えない」、「2.パン屋のクニット」は
トーべ・ヤンソンの「さびしがりやのクニット」で
「3.夏は短し励めよ読書」は森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」、
そして「4.君への扉」はロバート・A・ハインラインの
「夏への扉」など

まだシリーズ2の段階だがこれからもゆっくりと味わって(?)
いきたいと思う。

とてつもなく思いが膨らむようなこの不思議な本屋さんに
私も行ってみたいと思う。
人と人との運命的な出会い、本と人との出会い、

紹介した小説を、読者に読みたいと思わせるところにも興味があるが
紹介された小説以外にも、小説のタイトルや小説家の名前が
出て来るので、読みたいと思う本を思いだす人たちがいるかもしれない。

暫くはこの「金曜日の本屋さん」シリーズを自分の気持にも合わせて
読んでみることにしようと思う。

ところで・・金曜日と言えば・・・
まもなく終わる5月の31日が金曜日・・・
何年か前から「プレミアムフライデー」という「働き方改革」と併せた
キャンペーンのようなものがあったが今はどうなっているのだろうか。

ある程度は認知されていても実際に活用(?)されていない(できない)
企業も多いのではないだろうか。
コロナの感染以来あまり聞かなくなったような気もするが・・・
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21 コメント

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本屋は消える (アナザン・スター)
2024-05-29 13:13:31
こんにちは。
こちらにも本屋は消えて、町外や市内まで行かないとありません。
丸善や紀伊国屋も、単独ではなく何かの施設の中にあります。

活字がないと落ち着かなくて、新聞購読と図書館の利用です。
先日借りたのは、言葉遣い。
これには日常語・標準語、謙譲語、謙遜語の適正な事例が載っていました。
相手を慮る意味と、却って慇懃無礼なことも起き得ると納得しました。

本が好きと云うだけで、本屋に勤めたのは好いですが、時間内に読むのは不可でした。
それに紙ですから、重労働。
教科書も扱う老舗でしたから、年末からの狂騒曲となり、その膨大さに辟易しました。

教販や東販は、古くからの信頼関係重視。
今は日販なので誰でもできます。

本屋に勤務のお陰で、知識は増え、作家さんともお近づきになれたのは宝です。
加えて、創作をしていてよかったとも。

書籍を買うだけや積んどくはなく、物語の世界へと翔けれる歓びは、云うに及ばず。
歴史物が好みでして、其処からの背景や動きに魅せられます。
分類・ジャンルは如何様にも、SFが多いです。
ファンタジー、佐藤さとるさんのだれも知らないちいさな国、世界が認める物語です。

どんな書籍にも、読み人の楽しみがありますね。
返信する
Unknown (まっころ)
2024-05-29 13:27:54
とても面白そうな本ですね!
機会があれば是非手に取りたいです。
ただ、読書家でない私などは小説のタイトル・小説家が登場することに気付かないのではなかろうかと(;^_^A

つい先ほど、本屋へ行ってました。
(定期購読の月刊漫画誌を取りにwww)
今、古事記に興味が湧いてるので、簡単な解説書がないかしらと探していました。

最近見た中田敦彦さんのyoutubeで「エクストリーム古事記」というのがとても面白かったんです!
※2時間くらいありました笑
確か最後にお勧めの本を紹介してたなぁと、その場では買わずに帰宅しました~

fumiel-shimaさんは古事記を読まれたことありますか?
返信する
私は読書が苦手で… (highdy)
2024-05-29 15:24:54
私は若い頃から読書は苦手で、必要に迫られないと読まないタイプです。
但し、専門書は自分に関係のない判らない内容の分野であっても、何でも気にせず
興味を持って読みます。
一番苦手なのは、国内外を問わず歴史的な物語や小説の類です。
ところが、それらでも映画化・TV化されたものは観ます。

世間で話題になっている本が紹介されても、同じ本を手にした他人の読後感を複数
読んで、自分としては読んだ気分になってしまっている情けない人間です。
根っからの技術系で、文系では哲学・心理学・法律・教育など限られた分野しか
興味を持たないようで、恥ずかしながら間口だけ広くて奥行きのない知識・情報
ばかりです。
返信する
こんばんは。 ( 夕庵)
2024-05-29 19:35:31
「金曜日の本屋さん」
題名から想像してもなんだか面白そうな
予感がします。
折りがあれば書店を覗いてみましょう。

今は本棚にある本を読み返しています。
あらすじは解っていても文章の魅力に
ついつい手が伸びてしまうのです。

紹介して下さってありがとうございました。
返信する
Unknown (leelin)
2024-05-29 19:54:10
こんにちわ。

タイトルに惹きつけられました。
月に2回くらいは図書館に行くので探してみようかな。
ぜひ読んでみたいです。

今朝の新聞の一面に電子書籍が増えて本屋が減ってるという記事がありました。
紙の本が好きなのでさみしいでせね。
本箱に並んでる本を見てると妙に落ち着くので紙の本はなくならないで欲しいです。

最近流行り三島由紀夫にハマっています。
彼のファンというわけではないですが、文章が綺麗すぎて何書いてあるのかさっぱり理解できないというのが正直な感想です。
三島由紀夫は人とは違うものが見えてるんだろうか、一体何が見えてるのか気になって、全作品を読むのは無理なので有名な作品は読んでみようと思っています。

多治見はすごい雨で風も強かったです。
日よけのシェードが吹き飛んでしまいました。

今日は穏やかな日になりました。

ずっとこれくらいの気温だとありがたいですが、これから暑くなるのかと思うと嫌になります。
返信する
経験がものをいう例では?・・・ (fumiel-shima)
2024-05-30 14:42:13
アナザン・スターさん、こんにちは。

返信が遅くなってしまいましたが・・・

何事にもやはり経歴や経験が物語ることってありますね。
生意気を言うようですがアナザンスターさんの記事にもそれが如実に表れているように思います。

経験や知識を活かす為の日々の努力と間違えないように・・との細かなチェックや確認など・・・
そしてそこにしっかりとしたご意思と偏らない味方のようなものが・・・
返信する
きっかけを頂いたので・・ (fumiel-shima)
2024-05-30 14:46:12
まっころさん、こんにちは。
昨日もコメントありがとうございました。
返信が遅くなってしまいました。

読書家とまでは言えない私ですが子供のころから本は好きでした。
高校時代は野球と勉学は両立しない・・などと言い含められ大好きな野球を諦めて高校球児になれなかった私は早く帰れる文化部と兼ねて図書委員になりました。
そこで本との出会いが深まったのですが・・・

中田敦彦さんのyoutubeは私も何度か見たことがありますが、紹介いただいた「古事記」についてのものは見ていませんでしたので早速みましたよ。
1~4ぐらいのシリーズものになっているのですね。

「古事記」そのものは私も多くの方々と同じように読んだことがありませんでした。
その断片的なものは神話として見聞きしたことはたくさんありますが・・。

この「エクストリーム古事記」によってを自分が知っているものとの共通点や違う視点でのものとを楽しみながら見てみたいと思いました。

きっかけをいただき、ありがとうございました。
返信する
highdyさんはいつも理路整然と理解しやすい文章で・・・ (fumiel-shima)
2024-05-30 14:48:37
Highdyさん、こんにちは。

Highdyさんは文系の書物はあまりと得意ではないとおっしゃいますが、文章は常に理と整然としていて間口だけではなく奥行きも広い表現をされていると思います、
私の義弟はhighdyさんと同じように技術系ですが、いつもhighdyさんと同じ様にきちんとした解り易い文章を書いています。
技術系の方の特徴でしょうか、無駄を省き、相手に解り易く、理解しやすい言葉と表現なんです。

ですから私のように駄文を長々と書くことについては時々注文を付けてくるんですよ。
その時に私は自分の冗長で、真意がどこにあるのかわかりにくいような文章を反省させられるのです。

それを我慢して(?)読んでくださるブログ友の皆さんには本当に感謝しているのです。
返信する
好きな作家の作品はよく読み返し・・・ (fumiel-shima)
2024-05-30 14:50:58
夕庵さん、こんにちは。

夕庵さんも本を読み返していらっしゃるんですね。
私も好きな作家の作品はよく読み返し、その文章の中に流れるような言葉の雰囲気と映像を思い描き悦に入ることがあります。

好きな作家はたくさんいますがよく読むのは「梨木香歩」「宮下奈都」「群ようこ」「瀬尾まいこ」「有川浩」「よしもとばなな」「江國香織」など
それに「林真理子」など女性作家が多いですね。

やはり本を手にとって読む・・この気持ちが心を豊かにしてくれますね。
返信する
大賛成です。 (fumiel-shima)
2024-05-30 14:52:30
Leelinさん、こんにちは。

おっしゃることすべてに同感です。
私の近くでも本屋さんは徐徐になくなり、かなり大きい書店も撤退しました。
いまは大きなショッピングモールの中のイトーヨーカドー内に「くまざわ書店」があるだけで街を歩きながらさっと入れるちいさな書店はみんななくなりました。

電子書籍は便利かもしれませんがやはり紙の本がいいですね。

>最近流行り三島由紀夫にハマっています。
Leelinさんの過去記事からも何となくわかるような気がしますね。
様々な意見はあるでしょうが自決に至る経緯も彼ならではの純粋な気持ちがそうさせたのではないかと思うと何故か崇高な‥そして憧れのような気持にも繋がりますね。

美への限りなき憧れと共に屈折した思いを表した「金閣寺」などは決して明るいものではありませんが主人公の思いを理解したいという気持ちにもなりますし、落ち着いて読み返してみるのもいいかもしれませんね。

一昨日は多治見の天気も大荒れ模様だったのですか・・・
これから(夏)は多治見の気温も気になりますね。
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