

昨日の記事のハナミズキに続いて我が家の狭い庭に今年も
「白山吹(シロヤマブキ)」が咲き始めた。
花そのものは小ぶりで純白なその姿は本当に可憐で、しゃがんで
じっと見つめているとこの小さな花からいろんな思い出や連想が
沸き、立ち上がると膝が少し痛くなるほどいつまで眺めていても
飽きないくらいであった。
花が咲き始めた頃からこの白山吹は5~6年前までは獅子ゆずの
傍らで、その姿に似合わぬような・・・あたかも自分の領地を
広げるように我が物顔(?)でどんどんその数を増やしていった。
葉が落ちたあともしばらく特徴である四つ集まったあの黒光りした実が
目を楽しませてくれるがその実が落ちて増えたものもあるのだと思う。
可愛い花だがその木の生命力は強く獅子ゆずの木の周囲に
あまりにも勢いよく増えていったので狭い庭でもあることから
可愛そうだが一時は、かなり減らし、僅かに鑑賞できる程度に
して楽しんできたのだ。
その白山吹が今年はまた拡がり、獅子ゆずの木の根元を囲む
ように咲いている。
真っ白な花が陽射しを受けて更に白く輝き、柔らかい花びらと
真ん中の黄色い部分が何とも言えぬ表情で私に語りかけるようだ。
私も無言(心の声)で対話・・・
その後妻千恵子の愛読書(木や花の図鑑・3冊)でシロヤマブキ
を見る・・・。
この白山吹は山吹の種類かと思っていたが『白い山吹ではない・・』
ということが分かった。
山吹にも白い花が咲く「シロバナヤマブキ」という品種があると
いうことが分かったので早速検索・・・
シロヤマブキは花弁が4枚、シロバナヤマブキは「花弁が5枚」。
またシロヤマブキは中心部に黄色い雄しべが多数あるという説明が
あった。
葉の違いとしてはシロヤマブキは「対生」、シロバナヤマブキは
「互生」
「対生」は対になって生えるという意味で1本の茎や枝を中心に
左右対称の双葉のように2枚ずつ葉が生えること。
「互生」は1本の茎や枝から葉が1枚ずつ互い違いに生えることで、
右側から1枚生えると次は左側から・・というように。
そして互生の植物を真上から見るとらせん状に葉が生えているのが
分かり、これはなるべく他の葉の陰にならないように中心の茎や
枝の周りに角度を変えて葉をつけるのだという。
今回もシロヤマブキを調べることによって植物の対生、互生の
それぞれのメリットや光合成、光の受け方など思わぬ知識と植物
それぞれの生き方、進化などの情報も得られ、一瞬、好奇心旺盛な
小学生の頃に戻ったような気がした。