意味のない自慢をするようだが私は小さな子供の頃から、ものを
覚えることや記憶力には絶対的な自信があり特に人の顔や名前を
覚えるのが得意であった。
長じて・・・いつの頃からか記憶力のいい人に関心を持ち、その記憶の
仕方、方法などにも興味が湧き、その秘訣(?)のようなものを会得
したいと思っていた。
一度覚えたものを永久に忘れない・・・などということはできなくても
しっかりと頭の中に刻み込めばある程度のものは呼び戻せるだろうと
思っていたが、あるとき記憶力の本に巡り会い、その一部が自分の
記憶方法に少し似ていたので以後、その本から得たヒントで仕事でも
記憶力を大いに活用することができたのだと思う。
最初に20年勤めた会社では本社や支店、営業所、事業所、関連会社
等々、その電話番号や担当者などあらゆるものを覚え、ちょっと大袈裟だが
社内では『生きた電話帳』などと呼ばれたことも・・・
仲間のみんなも電話帳(一覧など)で調べるより、shimaさんに聞いた方が
早いから・・・などと重宝がられもしていたので自分では完全、完璧が
当たり前と感じ、励みになっていた事も・・・
人の名前を覚えるのが特に得意で初対面の人達を一度に10人や20人
覚えるのはたやすいこと・・・
この得意技は定年後始めた運送業でも効を奏し(?)良好な人間関係を
築き、保つことができたのだ。
道路を覚えるには極力ナビは使わず、帰りは必ず違うルートで・・・を
徹底し、信号は一つでも少ない道路や交通量の少ない道路を利用することに
全神経を傾け、所要時間のかからない余裕のある運送を心がけたことが
16年間無事故に繋がったのだと思う。
そんな私が・・・
最近、芸能人の名前や過去の出来事の一部や覚えたはずのものを
一瞬思い出せないことがあるのに気づいたのだ。(しかも度々・・・)
認知機能に問題あり・・・とは思わないが何故忘れるのだろう・・・と
小さな不安や納得できない気持になることもある。
昨日もそうだった。・・・・オリンピックの話で当然覚えているはずの
昔の選手の名前がでてこなかったので「よもや・・・」と思い、私流の
自分に対するいつもの(?)簡単なテストをしてみた。
それは完全に覚えているはずの世界の196カ国の国旗(地域は除く)と
国の名前で行う2~3ヶ月ごとの定期的(?)なテストなのだが・・・・
前回テストを行ったのは昨年の10月・・・その時には9カ国の国旗を
間違え、自分でも少しショックだったが196カ国の内の9カ国位は
許容範囲・・・と気にもしなかった。
ところが昨日はその倍以上の19カ国も間違え、思い出せないものも
2カ国あったのだ。(思わずう~ん!・・・と)
ショックだったがその場でもう一度覚え直し、再度テスト・・・
間違えるのは同じ色を使ったデザインがほぼ同じもの・・・
その中でも全く同じもの(インドネシアとモナコやルーマニアとチャド)は
確実に覚えているつもりなので間違えることはないのだが配列が
違うもの(ハンガリーとブルガリアやギニアとマリやアイルランドと
コートジボワールなど)は何度も間違えてしまう。
同じような模様で中央部だけが少し違うニカラグア、エルサルバドル、
ホンジュラスやインドとニジェールなども間違えやすいし、
オランダとルクセンブルクは同じデザインで青の部分の濃淡で見分ける
など・・・何度も覚え直したつもりなのに・・・
でもこうして間違えながらも確実に覚えて絶対に間違えないものも
あることを考えるともう少し工夫も必要なのかもしれない。
記憶力の低下に多少のショックを受けたがあまり自分を過信するよりは
加齢によるごく自然の状態なのだと謙虚に受け止めた方が良さそうだ。
かといって諦めるのではなく、今までの気概は持ったまま少し控えめに、
そして楽しみながら自分の記憶力と仲良く付き合っていきたいと思う。