ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

星の光

2016-06-08 15:29:33 | 片思い
最近はツムツムの記事が増えましたが、
一念発起して始めたお勉強の方も、細々と続けてまして、
先日は、都内で開催された心理学の講義に参加してきました。

講師はドクターをとったばかりの若い男の先生で、
真面目で誠実そうな研究者に見えました。

講義ではレポートを作成して提出するという宿題が出まして、
先生が添削して返してくれるとのことでした。

で、目下、そのレポート作成に四苦八苦しているところなのですが、
どうしても参照したい文献がありました。

ちょっとドキドキしつつ、その先生に問い合わせのメールを送ったら、
なんと、10分も経たないうちに、その文献を添付したメールを返信してくれました。

前置きが長くなりましたが、ここからが書きたかったことです。

私は、すぐに文献を送ってくれた、その若い先生の親切さに、
感激してしまいました。

だってですよ、40過ぎた無名のおばはんのレポート作成に手を貸しても、
研究者の先生としては、何の得にもならない訳ですよ。

私の問い合わせに、先生は純粋な善意でもって対応してくださったんだと思うんです。

ここ数年、残念ながら、私は、人の悪意に接することが多く、
そのたびに落胆し、失望しながら生きてきました。

そんな中、久し振りに、純度の高い善意に接した気がしました。
そして、その善意の中に、私は若さゆえの純粋さも感じ取ることができました。

社会の埃に汚される前の、若者が持つ真っ直ぐな善意。

まだまだこういう人も世の中にいるんだと思うと、
しみじみ嬉しくなりました。

目立たなくても、ここにいるよと主張していなくても、
心に潜む小さな星の光に、気付ける人でありたい。

そして私も、私の中に宿っている善意の気持ちを大切にして、
胸を張って生きていきたいと思いました。


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コメント (2)
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