え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

咲-saki-

2022年09月22日 | 青春
2017年 日本 109分 青春/麻雀/百合
監督/小沼雄一 原作/小林立 脚本/森ハヤシ
出演/浜辺美波、浅川梨奈、廣田あいか、古畑星夏、山田杏奈
   武田玲奈、岡本夏美、あの、大西亜玖璃、佐野ひなこ
   永尾まりや、菊地麻衣、玉城裕規、夏菜

(100点) 女子高生しか出てこない麻雀百合アイドル映画としてある意味パーフェクト!

21世紀、世界の麻雀人口は一億人を突破。
そして女子高生は麻雀に熱狂し全国大会で5人一組の団体戦で超人的な麻雀対決をし、百合、努力、勝利の熱い闘いを続けるのだった。
文学少女の咲こと浜辺美波は中学生チャンピオンだったおっぱい同級生和(のどか)こと浅川梨奈に出会い、色々あって訳あって高校麻雀部に入り県大会で小学生にしか見えない化け物女子高生と麻雀対決するのだった。全国にはお姉ちゃんが待っている。明日にノーモークライ♪


漫画原作もテレビアニメ版も観てないが、この映画を楽しむためには30分×四話のテレビドラマ(DVD全二巻)を観なくてはいけない。
物語のクライマックスとしての劇場版はほぼ全編県大会決勝の麻雀シーンだけで構成され、出演者はほぼ女子。アイドルやグラドル、期待の新人女優などが大量出演し、梶原一騎的スポコン漫画のような魔球的必殺麻雀てんこ盛りでありながら、熱く爽やかに、そして百合を漂わせながら、原作漫画、アニメのイメージを守りつつ、原作五巻分、アニメ20話分をドラマと合わせて4時間弱にまとめ上げたのは凄い。
浜辺美波初主演作と知って共演に山田安奈もいたので観たのだが、当時はまだ知る人ぞ知る「あの」ちゃんも出ている。しかし何と言っても小学生にしか見えない高2のボスキャラを本当の小学生菊地麻衣が演じていて、それにやられた。
あまりにもの無茶な設定に唖然としながら観たが美少女たちを観ているのは楽しく、またほぼ密室劇なのに構成と演出で見事なまでにオープニングからエンディングまで引っ張って行ってくれて、次から次へと出てくる最強の敵も観終わるとただただイイ子で気持ちよく感動してしまった。
公開から3~4年経ってからレンタルDVDで観たのだが、あまりにもハマってレンタルを3本×2回観た後でブルーレイボックス×2本を購入して何度も観て、続編的な「阿知賀編」も購入し、さらにアニメ版シリーズ3作品約30巻を二回レンタルした後ブルーレイを購入し、原作漫画を全巻揃え、外伝、スピンオフ、四コマ漫画もすべて買いそろえ、2021年は咲まみれの一年を過ごしてしまった。

    


咲-Saki‐ 劇場版のBlu-rayにはレンタル版には収録されていなかったドラマ版スペシャルが入っていた。BOXは出演者等のデータが見たくてブックレット付だったので購入。正直同梱のTシャツは邪魔だったけどドラマに使われていた物だったので、やっぱりちょっと嬉しかった。特典映像は舞台挨拶は良かった。

(2022年9月4~5回目の鑑賞)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿