え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

斬る

2014年05月03日 | 時代劇
1962年 日本(大映) 71分 時代劇
監督/三隅研次 脚本/新藤兼人 原作/柴田錬三郎
出演/市川雷蔵、藤村志保、渚まゆみ、万里昌代
   成田純一郎、丹羽又三郎、天知茂

(79点) ボンボン侍がニヒルな剣士に成長する雷蔵時代劇の小品

出生の秘密を知らずすこやかに成長した雷蔵だったが、隣人に父と妹を殺され、出生の秘密も知ってしまいボンボン侍からニヒルな浪人暮らしに。
亡き母、亡き妹、亡き行きずり女を胸に当て所なく暮らすが剣の腕を買われ幕府大目付の用心棒になるが・・・。


大衆娯楽でありながら芸術性も高い大映時代劇が観たくなった。
名前は知ってる名作なのに上映時間がすこぶる短いので気軽に観れると思い借りることに。
よくわかんない・・・。
いや、面白エピソードが次から次へと出てくるけど出しただけで終わってしまう。そんな無常さの面白さはあるけど、それしかない。
ヒロインが魅力的なのに主人公と関わる前に死んじゃうって、それはそれで凄いんだけど。
いやいや、なかなか寸止めツンデレ映画だった。なかなか。


(2014年5月USV76円レンタル「昭和キネマ横丁」にて鑑賞)

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