ブレックファスト・クラブ

1985年　アメリカ（ユニバーサル）　97分　青春/学園/80年代
監督・製作・脚本/ジョン・ヒューズ
出演/エミリオ・エステヴェス、モリー・リングウォルド
　　　アリー・シーディ、ジャド・ネルソン、アンソニー・マイケル・ホール
　　　ポール・グリーソン、ジョン・カペロス
(99点)　たった一日で人生が変わる？罰則補習で出会った5人の高校生たち

５人のそれぞれの問題を起こした訳あり高校生、スポーツ特待生、気の強いお嬢様、気弱なガリ勉君、不思議ちゃん、不良野郎。
土曜休日に登校させられて図書室に８時間軟禁状態。
「自分とは何か？」と言う作文を書かせられるが、やってられるかー状態。
普段接点の無い５人で反目しあうが、監視の教師の目を盗んでマリファナ吸ってラリってその場限りの友情のようなものが芽生えてくる。

いやいやいや、傑作だよ！
先日(2014年6月27日)にオープンしたばかりのイオンシネマ名古屋茶屋店の上映スケジュールを見てたらロードショー以外の企画上映に面白そうなのが並んでた。
中でもイオンシネマの名作上映企画「シネパス」に興味を持った。
平日の午前のみの上映だが珠玉の名作から通な娯楽作までなかなかのタイトルが揃っていてパスチケットを利用すると最安で一作250円で鑑賞できる。
平日休みのシフトもあるし、ちょうどこの日観たかった「アメリカン・グラフィティ」がやっていたのでついでに評判の良いコレも観た。
いやいやいやいやいやいや、傑作だよ！

たった３年で人生が変わる、て言うCMがあるけどコレは、たった８時間で人生が変わる青春の一コマ。
いや本当に変わったかどうかは描かれてないけど、こーゆーシチュエーションって現実でもある。
こんな話が映画になっちゃうところが凄い。
当時の青春映画のカリスマ、ジョン・ヒューズ作品は数本観てた。
「フェリスはある朝突然に」は好きだったし、ノリの良い青春コメディで貧富やグループ格差の葛藤を描く作風は興味深かったけど、私の好みとは若干違ってた。
だからこの映画も当時観てたらここまで面白くは感じなかったかも。
ネットのレビューでは10代で観てハマったと言うもの多かったが、私はこの映画の中の教師や親の年代になって初見したことで逆にノスタルジックな感動を覚えた。
DVDとかで観たら前半で観るのを止めてたかも、映画館で観れて良かった。
真新しい劇場で独りぼっちで観るのはちょっと申し訳ない気分だったが。

当時のアイドル、モリー・リングウォルドも魅力的ではあったけど不思議ちゃん役のアリー・シーディが好みの顔だった♪

(2014年7月イオンシネマ茶屋にて一か月4作品チケット3か月分3000円にて鑑賞)

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