富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

バルボフィラム ファレノプシス

2013年08月26日 | 野生ラン他
バルボのファレに花が咲いていたのでご紹介(Bulbophyllum phalaenopsis)

先週家に帰った時はまだ蕾でしたが
今週は8分咲き

このランはニューギニアの標高500メートルあたりに産するラン
日本のミヤマムギランやシコウランと同じ仲間
所変われば品変わるで とんでもない大きさ
世界最長の葉を持つランです

うちでは葉の長さ1メートル強くらい
現地ではもっと巨大な奴があるそうですが、、、
植物園で1,5メートルの葉を見た事があります

後バルボでは葉の直径60センチで円形の葉を持つ
ベッカリーと言う品種も有り
これも育てていますが うちではまだ直径30センチくらい

しかし こんなラン風蘭の棚で育つのと??疑問
実際育ってます
うちの棚では、年内は全く無加温
最低0℃になる事も
正月から加温し最低温度6~8度にしています

本来 最低15度は欲しいと思いますが
この環境でも成長し花も咲かせます

春から秋にかけて肥培することによって
耐寒性が増すのも事実です

さてこの何とも言えないグロテスクで不気味な花
とんでもない腐敗臭を出します
ハエを集めて受粉するとのことです
色んな知恵を出して進化してますね


1週間前の蕾






8月25日の状態



















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奄美雲龍

2013年08月25日 | 奄美
この夏の上野の会で東海園さんから買った 奄美雲龍

基本芸は雲を浮かべながら 後さえの縞をのこす多芸品
まだ芸が決まっていませんが
芸行きとすれば
夢殿虹の誉に似た感じ

奄美にすればまだまだ小型ですので
あと2作ほどし 親になれば なかなかの良い木になるのではと
将来性をかっての購入

もう最近では奄美も出尽くした感がありますが
まだまだ小さい木で 将来性豊かな木はあるようですので
いろいろ探してみるのも楽しいかもしれません















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建国宝

2013年08月24日 | 建国殿系
初めてのご紹介

建国殿白深覆輪こと建国宝

この名から、ピーンと来る人はよほどの建国マニア

この木は風蘭堂さんから巻き上げた木
風蘭三昧さんから風蘭堂さんに
そして株立ちの半分を割ってもらいうちに

まだ風蘭三昧さんの所のように
建国宝と呼ばれる程の木にはなっておりませんが
この時期 天葉に鮮明な白縞が

いずれ三昧さんの様な柄に出世するのではと
今回3鉢に株分け 

この建国宝 どのような柄が最終形か
進化を楽しめる木です

建国は建国羆より こういう木が楽しいと思う
今日この頃です













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伊勢矮鶏縞

2013年08月23日 | 豆葉縞
あれからほぼ1年

ボチボチ割り時になってきた 伊勢矮鶏縞

聖代の縞 でもなく 白縞でもない伊勢矮鶏の縞3番手

この時期からの根はルビー根になります
柄性は 秋にはぜる建国殿のような柄
派手な白縞の伊勢矮鶏より マニア好み

母体は正真正銘の伊勢矮鶏ですので
下葉で 葉肉も盛り上がり これぞ伊勢矮鶏と言う感じ

柄性からして
いずれ紺覆輪の羆柄を出すのではないかと期待しています

と言うのも
柄性、木の性質 根色など すべてにおいて
建国殿に酷似

晩秋に はぜまくりますので
またご紹介します 














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白蓮

2013年08月22日 | 奄美
あれから4ヶ月

久しぶりの白蓮

今までに一本、手放しただけ

ぼちぼちこの株もばらした方が増殖にはいいと思いますが
如何せん性質の弱い木

春の新根がルビーのみで出ると
その年は作がかかりません
半分くらい泥で出ると作がかかります

よって株がそれぞれ持ちつ持たれつで助け合って育っている感じ

今のところ なかなか割る勇気がなくて
 
まあ 月輪を作るのと同じ要領でして
早割りは作落ちの元凶

でも この株は
それぞれの子が大きくなっているので
もう大丈夫でしょう
来月の楽しみです

















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