富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

奄美の野生ラン

2012年07月26日 | ちょっと一服
今回の大人の遠足で見かけた野生ランの一部です

写真で見るとなんてことはないのですが

鉢植えでしか見たことのないランが
野生で頑張っている姿を目の当たりにすると
思わず感激し ウルウル
柄にもない事ですが、心が清められるようです

奄美ラン紀行
詳しくは自然と野生ランを楽しみに!

今回の写真は同行した東海園さんからお借りしました
本日 さっそく秋の遠足に向けて一眼レフ一式を購入!

秋の遠足 一緒に行きませんか?
自生地を見れば作のヒントがごろごろ



点在するアマミフウラン

山中の風蘭より矮化ぎみ

まるで海皇丸???

腐生ランのムヨウラン

松葉蘭

アカメイヌビワに着生する松葉蘭(シダ)の大株

一番数の多いユウコクラン

シコウランの花

チケイラン

こういう渓流沿いの苔むした木に着生します 
キバナノセッコクが着生しています

キバナノセッコク

ツルラン

ツルランの群生



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奄美フウランの自生地 

2012年07月25日 | ちょっと一服
7月の21、22、23と奄美大島に
アマミフウランの自生を見に行ってきました
ランに取りつかれた頭のおかしい4人組で

やはり予想通りコンパクトデジカメで撮影は無理!
いい写真は同行した諸氏にお任せ

今奄美で確認されている3か所のうちの一か所で開花を確認 
断崖絶壁で必死に生きておりました
過酷な環境です

後2か所ありますが急な崖を降りたりハブが沢山生息する場所で
危険すぎると断念

しかし20年ほど前には道路沿いの琉球松に黒々と大株がついいましたのに
今はたった3か所くらい それもちょろちょろと

ほとんど盗掘が原因です
富貴蘭愛好家として心が痛みます

日本富貴蘭会も全国大会やいろいろな催しも大事ですが
野生風蘭の保護に積極的に貢献すべき時代、立場かもしれませんね

さて詳細は自然と野生ラン10月号をお楽しみに
ブログで先に書けば楽しみ半減ですし

2泊3日 実働1日で
約20種類近くの野生ランに出会う事が出来ました
(着生ラン)
アマミフウラン、シコウラン、チケイラン、カシノキラン、キバナノセッコク
(地生蘭)
アマミエビネ、カクチョウラン、ツルラン、ナンバンキンギンソウ、トクサラン
ユウコクラン、アマミトンボ、イシガキキヌラン、リュウキュウサギソウ
ナギラン、ヤクシマアカシュスラン、などなど

さらに腐生ランのクロムヨウランや
珍しいところでは蝉の幼虫に寄生する冬虫夏草
アカメイヌビワに着生する松葉蘭の大株
世界最大の豆、モダマなども

番外編として地元のフウランマニアの棚も見せて頂きました
栽培品では
サガリラン、ケイトウフウラン、タイワンショウキラン、クスクスラン
リュウキュウボウランなど超希少品など色々

ドタバタの珍道中でしたが
同好の士と童心に返った楽しい楽しい3日間
久しぶりの入山でしたので足が筋肉痛でパンパン
マジで運動不足です!

体を鍛えて 秋口にもう一度行く予定
次回は準備万端で行きます



大潮の干潮時のみ現地に辿り着けます
三脚を担ぎ強行軍
誌面の美しい写真ではわからない苦行
月刊誌の取材も大変とつくづく、、

この様な海沿いの岸壁にパラパラと着生

地被類やソテツが生えているという事は
幾分か岩から水分がしみ出すのでしょう

眼下の太平洋

海は確実に沖縄よりきれいです

ピンボケですがよく締まったフウランの株が開花しています コンデジでは無理!
これを見るためはるばる、、、

直射が当たり潮風がバンバン当ります 根は1メートル以上伸びてます

決死の覚悟で岩棚まで上がり撮影
命を懸けた取材!!!





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羆 当り

2012年07月24日 | 
羆Cと羆Eの当りのご紹介

親の羆の柄の冴えは違いますが
当りはほぼ同じ様相
同じ品種ですから 当たり前の話ですが、、

この2本 なかなかの木勢
このままいくと年3枚ちかく葉繰り
羆にしては最高の動き方

その割には両当りとも
他のフーランに比べると成長速度が遅いですが

やはり羆は
小さい時から青がちに作り
根や木自体をしっかり作らないと
作がかかりません

はぜた羆は紺覆に雲を浮かべ美しいのですが
美人薄命になりがち
リスクの高い木です



羆 E





羆 C







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佐須丸縞

2012年07月23日 | 豆葉縞
佐須丸をバラバラに

これはいつもの割りたい病でなく
それぞれの木に子があたり窮屈そうで
しかも日が当たらない
と言う理屈付け

結局割りたい病かも

5鉢に分けましたが
その中の3鉢のご紹介

前回のご紹介から4ヶ月
まだまだ木自体本芸の大きさになっていないので
イマイチ迫力がないのですが
あと2作もすれば大きくなってくれるでしょう












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陸王

2012年07月21日 | 
あれから8ヶ月

ますます大きくなり天領との違いが明確になってきました
写真では分り辛いのですが
実物を見れば一発

柄は天領より白く さらに葉幅を引き緩やかな姫葉
花茎は汚れのない青一色でした

1番子はすでに割っておりますが
早割の為2番子ほどの大きさにはなっていません

やはり今ついている2番子くらいの大きさまで
親に付けておいた方が本来の迫力が出ます

どの木でもそうですが
早割で本来のボリュームに持って行くには
相当時間がかかります
最悪 親のボリュームに達しない場合も

あまり長くつけておいても
軸元から花芽癖が付く場合も有りますので
痛し痒しですが

まあこの木はそろそろ割り頃
夏の植え替えの楽しみです














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