富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

羆 H

2012年07月30日 | 
最近、よくよく考えてみると
棚を徘徊し手に取るランはいつも同じ

佃煮にするほどあるのですが、、、
植え替え以外 一年間全く手に取らないランも

少し数を減らし好きな品種に入れ替えるのもいいかも

うちで虐げられている子たちが
ほかで可愛がってもらえれば

と、考えるや否や即実行

そこでやってきたのがこの羆
この木 現会長さんからの割り子

最近 巷ではクマさんの動きが活発化
ますます入手困難に

さてこの子
まだ爆ぜていませんが 幼木はこれくらいが理想
この段階で爆ぜさせますと作がかかりません
幼木で爆ぜていないとまるで建国殿羆みたいですが
ところがどっこい正真正銘の羆
2作もすれば おぉ~~って感じになります

見る人が見ればこの透明感ですぐわかりますが

今迄に羆は暗い所で作ると何回も書きましたが
勿論ある程度の光は必要
あまり暗すぎると根が伸びません

この辺のさじ加減が微妙
文章にするのは ちと難しい

一旦はぜてしまった羆は
2作ほど我慢し
微妙な明るさで養生し
根作りから再スタートです

さて ようやく8月末の富貴蘭会役員会で
羆と建国殿羆を仕分けるそうです
建国殿羆に新たな名がつくとか

まあどんな名でもいいのですが
建国殿羆には羆の真似のできないような
素晴らしい木も有りますので
それなりの名をぜひ お願いしたいものです
名が決まればそれ以降混乱はなくなるはず

先日も とある所で両種は同じと言う意見を頂き
お叱りを、、、
しかし 
片方しかお持ちでない方でしたので、、、、


こんなことは
本当に書きたくなかったのですが

頑なに両種は同種と思われている方は
一度 信頼ある業者さんから
羆を入棚する事をお勧めします

作れば誰でもわかります


昔は建国羆と羆を全てまとめて
悪気なく ごく当たり前に羆で売っておりましたので
建国羆を羆で買った!というのは騙し騙されでなく
致し方ない事かも

ITが発達したこの時代  
流れには逆らなくなりました

















この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エダウチヤガラ | トップ | 万国丸 紺覆輪 »
最新の画像もっと見る

」カテゴリの最新記事