富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

鶺鴒

2012年02月08日 | 豆葉縞
すでに衆望品になってしまった鶺鴒です

昔々 でかい海皇丸にチラ柄がでた鶺鴒という木がありまして

現在の鶺鴒ほど柄はなかったのですが
豆葉の縞がなかった時代でしたので
一鉢購入し大事にしておりました
最終的には海皇に戻りましたが

まだ誰も鶺鴒自体知らない頃でした


その後突然小さな実生の鶺鴒が巷に出現

今の鶺鴒がその当時の木の実生なのか
実生兄弟なのかわかりません

当時の木とは木姿が違うようですし
大きさも随分違いますし

しかし柄は当時の木より鮮明で
作も数倍速いような気がします

この鶺鴒 ご存じのように親になるに従い
柄が逃げていき、どうにもこうにもなりません

耳刷りのチラ柄でも柄が残れば
それなりに見栄えのする木なのでしょうが

親になれば只の海皇丸
申し訳程度にたまぁ~~にチラッと耳刷りや縞が
でも子供は綺麗な蹴込縞の糸覆輪状で上がり
訳の分らん芸

同様の芸が大鷹丸や土佐白雲などにも

縞や大覆輪にはならない芸のようですが
何が起こるかわからないのが風蘭

期待もせず、気長に作っております














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