富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

南州達磨

2011年06月01日 | 青物
今日から6月 今年はすでに全国的に梅雨入りジメジメです。

富貴蘭の物の本にはこの時期
水やりを控えてどうのこうのと記載されております。
まあ、簡単に言えば湿度が上がり日照も弱く乾きが遅くなるので
水やりの間隔があくだけ。

庭の木付の風蘭はこの時期最も旺盛に成長します。
根のむき出しの風蘭にとって湿度と梅雨は天の恵みなのでしょう。
不思議な事に木付け風蘭の根が動き出しますと
憎きナメクジが一斉にフウラン目指して木を登っていきます
人間にわからない匂いでもするのでしょうか?
ナメクジ用の必殺大量破壊兵器もありますが犬も死にますので使えません

話は戻って  湿っている時間が長いという事はそれなりの対処も必要です
水苔に植わっている富貴蘭にとって常にジメジメは禁物

先ず通風が一番大事になります。うちは3Fの風通しのいいテラスで栽培しておりますが
鉢数が多かったり棚下に沢山シダも栽培しておりますので湿度満点でなかなか乾きません
扇風機は勿論、大型送風器、コンピューター用のファンも部分的につけてフル稼働です

私的には夜水をドバドバやって、あくる朝ほんのり湿った状態で、夜には乾いてる
これが理想と思っております。毎日これの繰り返し。ということは春秋と夏の
植え方や鉢、水苔の量も違うという事。

もう一つ大事ののが殺菌、
湿度過多により色んな雑菌が繁殖するようですので絶対欠かせません
目に見えないただ成長が遅くなるだけの病も有ります
ついでに殺虫も、うちではこれとこれを混ぜてこう散布しますと
御紹介したいのですが、これだけは一つ間違えば責任をとれませんので、、、

うちの棚では5月末に殺菌剤を通常より多く(濃くではありません!)
散布済み、特に展着剤を忘れずに

元々強い風蘭ですが最近は実生木も多いので
昔より管理に気を使います。


さて久しぶりの青物です。
ブログを始めた頃に紹介させていただいた南州達磨です

こんなくらいの巨大な木が20鉢近くと
何をやっている事だか、、、好きな木だから仕方がありません
最近はあまり見向きもされない青物
後生大事に育てます。

韓国実生の南州達磨の白縞も持っておりますが
まだ海の物とも山の物とも、、
品種の確定に自信が持てればご紹介いたします。

いくつか大型の木を選び写真を撮りました。

















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