離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

自己責任のワナ

2012-05-05 22:27:53 | 日記
こんばんわ。

よく色々な場面で使う

「自己責任」 という言葉。

実は、私は離婚後の数年間に渡り、

自分で、自分自身に使っていてながら、

とても違和感がありました。

何の責任もないとは思わない、

でも、離婚の理由として、主要な責任がほんとうに自分にあるのかと。

何かまるで、自分が一身に責任を負うかのような気分で
どう考えても、ふつう以上には責任がないし、
カウンセラーとなった今の視点でみても、自分が50%以上の責任があるとは思えない。

「人生は自己責任」なんていう風に使うと、とてつもなく苦しいわけです。
違和感もあるんですね。

結婚を誰に強要されたのでもなく、もちろん離婚もそう。

日本語の影響でしょうか、

どうにも「自己責任」という言葉には、

自分が100%悪い!!のような印象があるんですね。

「お前の責任だ!!」みたいな。

で、どーもなぁ。。。と思っていたところに、

ある本から、

「自分が源泉」 という言葉を知りました。

おっ、これかも!! そう思ったんですね。

この言葉は、物事は、自分から始まる。ということです。

相手にボールがあるんでは、どうにもならないですが、

物事は自分にはじめにボールがあって、

そこから始まる。

だから、修正することも、自分から始まる。

「責任」 と 「源泉」 

「源泉」という言葉には、よりポジティブな、創造性のある響きがありますね。

そして、「自分が源泉」

そこには、自分に責任があるということではなく、

すべての物事が自分から始まる!という意味しかない。

極端ですが、離婚の要因の99%が相手であったとしても、

その相手と結婚した、選んだという意味で

「自分が源泉」となるわけです。

であれば、自分が次回は、違う選択をすれば、違う結果が出るんですね。

逆に、同じ選択をすれば、同じ結果が出るんですね。

「自己責任」と「自分が源泉」 似ていて、まったく違う意味がわかるでしょうか?



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