離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

動きすぎる時期

2013-09-27 16:23:03 | 日記
離婚して

辛い日々をおくり、

なんとか少しずつ動けるようになってくると

今度は猛烈に動き出す時期があるかもしれません。

仕事、趣味、読書、飲み会、・・・

とにかく、

何かしていないと

辛くなるので、

考えたくないので、

朝から晩まで、ぐったりするほどに、

動きまくる。

専門的には

「過活動」

と言います。

それ自体は、あなたのストレスから守るための

役割をしているので、悪いとか良いとかではありません。

でも、どんなこともそれで身体のバランスが崩れるくらいに

することはよくないのは明らかですよね。

一時的にはしょうがないとしても、

自分が今は、ストレスから心を守るために、

少し動きすぎているのだと自覚することが大切です。

過食やアルコールなどと同じように、

ある意味で、

活動することに依存している状態です。

そして、これもよく知っておいてほしいのですが、

過活動のまま、人間は動き続けることはできません。

どこかで、もう動けなくなってしまうか、

活動そのものに、虚しさを感じてしまうときが来るかもしれません。

それも自然なことです。

離婚による喪失体験の後というのは、

いつもならできるような

身体や心のバランスが崩れてしまい、

自分の活動自体もバランスがとれずに、

とにかく両極端に振れすぎるのです。

活動しすぎた後は、引きこもりのように動けなくなる。

でも、これもあれも、すべては喪失体験によるためです。

けして、あなたが根本的におかしくなったのではないのですから

それは安心していただきたいのです。

ちゃんとバランスを取り戻す日がきますから。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 泣けるといい | トップ | 受け入れることはむずかしい »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
強制的準安定? (セセーディオ)
2013-09-27 21:44:21
私は心の傷の癒えぬ状態の中、さらに身体上の大怪我を負ってしまい過活動すら取れぬ状況に陥っています。

やろうとする事、成そうとする事に、先回りをされたかのような困難が付き纏ってきています。
その結果、極端に振れるのを制限されている感じがします。

流れなのでしょうかね。。。。
返信する
セセーディオ様 (ひろみつ)
2013-09-28 00:15:08
こんばんは。
私も離婚後に全く過活動ができませんでした。

気持ちの整理ができて、ようやく少し
社会に出られました。

著者様が言っているのは、臨床経験に
基づいたものであり、全ての人に当て嵌る
ものではなく、かつ離婚という喪失体験を
した方にとっては、まず落ち込むというのは
仕方がないことだと思います。

しかも、セセーディオさんのように身体的にも
負担がかかっているなら、心も含め大きな
ダメージだと思います。

本当に人それぞれ、理由は千差万別なんだと
思います。
強制的とか思わずに、自分が合致する記事を
選ぶと良いでしょう。

本当に難しいですよね。

返信する
セセーディオさん (著者)
2013-09-28 16:39:29
セセーディオさん

大けがとのこと、
心が辛いときに、
身体も制限されるというのは
ほんとうにしんどいですね。。。

いろいろと考えてしまうかもしれませんね。

むずかしいけれども、
ゆっくりといきましょう。

返信する
ひろみつさん (著者)
2013-09-28 16:46:57
ひろみつさん。

いつもコメントありがとうございます。

同じ離婚というのはないし、

状況も様々。。。

同じ喪失体験もないから、
それぞれがどこへどのように向かっていくのか。。。

ほんとうに千差万別ですね。

カウンセラーが正解を持っているわけでもなく。

高名なカウンセラーである
カール・ロジャースが言われたように、

ただその人の内面の力を信じるのみ。

かもしれませんね。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事