育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



この成分は何に効くのですか?

ご相談をお聞きして回答したり、「あなた」には「こんな方向でケアをした方が良いから、●●をお使いになると良いですよ」と助言したりすると、必ず聞かれる言葉があります。

「●●で発毛するのですか?」とか「●●は何に効くのですか?」とか、直接的な効果をお聞きになる人がとても多いです。これって、完璧に宣伝や広告・物を売る為の情報に毒されています。

結論を言うと、●●に効くから毛が増えるのではないからです。
頭皮や心身が、全体として毛が増える体制を作れるようになるから、毛が増える様になるのであって、発毛するから増えるのでもなければ、抜け毛が減るから増えるではありません。

対症療法的な発想しかできないから失敗する

対症療法的な発想での広告や効果効能の訴えかけは、とても魅力的に見えます。当然です。薄い所や毛の少なくなっている部位を見れば、発毛させればその部分に毛の本数が増える様に見えるからです。

ところが、ここに大きな落とし穴があります。
毛は毛細血管から十分な血流をもらって育つ様になるのですから、局部的なところを何とかしようとしても、毛細血管に血を供給している太めの毛や遠いところに血管や周りの毛細血管や細胞等々に負担がかかっていると、血流は巡ってこないのです。

これが分かってくると、いかに薬が駄目なのか理解できると思います。薬は頭皮だけとか局部だけに影響を与えるのではなく、全身に影響を与えるからです。局部だけに効いて、他の部位に効かないなんてことはなく、自覚しようがしまいが必ず影響を受けているのです。

だから、副作用が出ていないから大丈夫なんてことはなく、後から何が出てくるか分からないのが怖いのです。ですから、薬は急性期の一時期だけに使うのが基本で、何年も続けて飲むものではないのです。

育毛に役立つサプリではなく健康に役立つ食習慣を

と考えれば、育毛に役立つサプリではなく、健康に役立つ食習慣が大事なのが理解できると思います。毛は心身の余り物ですから、毛に異常が出ているなら、食習慣の中のどこかに問題が隠れています。

中でも、ご相談をお受けしていて一番感じるのが、食事をコンビニ化し過ぎていると言うことと、薬を飲んで血を濁らすようなことをしている人が多いことの2つです。

他にも歩き方がおかしい為に全身の血の巡りが悪くなっていて、薄くなっていらっしゃる人もいます。
食べ物や歩き方なんて、普通できてるでしょ!と思いますが、普通じゃないことが今は当たり前になってきているのです。
そりゃ、若い世代の薄毛人口が増える理由が分かります。

こんなところから、一つ一つ助言しなければならいなんて、ご本人が認識していないだけに正直とても疲れます。
料理を自分で作ってみると良いのにと思いますね。

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