育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



とうとうと言いますか、ミノキシジル系の育毛剤で毛を無くした女性がご相談にいらっしゃいました。全ての毛を無くしたのではない、前頭部分の気になる生え際の右側から左側まで3センチくらいの幅で毛が無くなっていました。(この方は弊社ではケアを行っていません)


男性の場合は、ミノキシジル系育毛剤を付けた部分の皮膚が角化してしまい、カサブタ状になりその部分の毛がカサブタが剥がれるのに毛がくっ付いて抜けている事例は3名ほど見たことがありますが(このうち1名は弊社でケアを行って頭皮は改善し毛も回復してきています)、女性で毛が無くなっているのは初めてみました。


ミノキシジルで効果を求めて皮膚は疲弊する


ミノキシジル系の育毛剤を使う人は、TVで放映され雑誌に載っているミノキシジル系の育毛剤の広告を見て、これなら毛が発毛してきて増えるものだと思っていらっしゃるのだと思います。その心はどこにあるのか?



  1. 使うものに毛を増やす効果があれば薄毛は治るはずだ!

  2. 太くて成長するご自身本来の毛が発毛してくれば薄い部分が濃くなるはずだ!

  3. 大手の製薬会社のCMでも、「強く・太く・発毛」って言っているのだから、嘘を告知するわけがない。

  4. 医師が効果があるって言っているのだから、間違いはないだろう。

  5. ネット上の口コミでも評判が良いのだから、広告で訴えているのは本当だろう。

  6. 自分の頭皮や心身には何の問題もないはずだ!(これは考えたこともないでしょうね)


概ねには大体上記に書いたようなことを信じているのだと思います。上記に書いた効果や口コミに関しては、本当かどうかまでは私には分かりません。が、上記の効果や口コミの中に一番大切なことが抜けています。それは「6」の薄毛の人の頭皮や心身の問題です。


「6」の薄毛の人の頭皮はどんな頭皮になっているのかを分からないままで、効果優先で取り組むから最初に紹介しました女性のように部分的に毛を無くしてしまうのです。


この女性の場合、今は部分的に毛を無くしている状態ですが、相談室で拝見した限りでは毛を無くした部分の周囲の毛は柔らかく元気がなくシンナリしていましたから、毛を無くした部分のエリアが今後広がっていく可能性がありますね。


薄毛になるってことは、その人の頭皮や心身が弱って毛を育てる力がなくなってきているってことなので、本来の力を取り戻すケアが必要なのに、発毛なんて畑違いの効果で何とかしようとするところに無理があるのです。


ミノキシジルは弱った頭皮を疲弊させる


弱った頭皮にミノキシジルのような畑違いの強い作用を与えると、その作用に頭皮が反応するのではなく、反発するか負けてさらに弱った頭皮になってしまいます。今は皮膚の弱い人が多いので、負けてさらに弱った頭皮にしてしまうだけでなく、頭皮の皮膚が硬くなってしまうこともあるのです。


それが、上記に書いた男性3名の頭皮のカサブタです。こんな頭皮になってしまうのですから、その部分の毛は根付かないで刺さっただけになりますから、薄毛が進行していくことになります。


実際にそんな頭皮を見ると、ちょっと怖くなりますよ。本人の目には見えないので、あまり気にされていませんが、第三者の目から見ると怖いです。なんせ5センチ四方くらいの頭皮の部分が茶色く固まっているのですから。カサブタ状の皮膚が5センチ四方くらいあると思って頂ければ良いと思います。


長年にわたり何度もミノキシジルの危険性を記述してきました。今年も同じような事例が多発しそうですね。。





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