毛を育てる力が強いか弱いか

【毛を育てる力の差】

毛を育てる力は、個体差がとても激しい。太くて硬くて本数が多い人もいれば、細くて柔らかく本数が少ない人もいます。

太くて硬くて本数が多い人は、抜け毛も多く、皮脂の分泌能力も強いです。こんな人は、普段から抜け毛が多いので、抜け毛を気にしていません。

反して、細くて柔らかくて本数の少ない人は、抜け毛が少なくて皮脂の分泌能力も弱いです。こんな人は、普段は抜け毛が少ないので、ちょっと抜け毛が増えるだけで毛が無くなるのではないか？と不安になり、常に抜け毛の増減を気にしています。

だから、抜け毛に関しての情報が出てきた時には、その人が上記のうちのいずれに近い人なのか？を考慮する必要があります。

「太くて硬くて本数が多い人」と「細くて柔らかくて本数の少ない人」の間には無数のバリエーションがあるので、たった2つのパターンだけではいことは分かって下さいね。

【毛が増えやすい人】

簡単に毛が増える人って本当にいるのでしょうか？と考えるのは「元来毛が細くて柔らかくて少ない人」です。こんな人は、毛を育てる力が弱いのですから、育毛のケアを行っても回復力も弱く、中々思ったようになってきません。

また、育毛剤を使うだけで簡単に元のように戻る人は、元来「毛が太くて硬くて本数が多い人」のことなので、「元来毛が細くて柔らかくて少ない人」が真似ても同じように戻ることはありません。人の真似をしても上手く行かないのですから、簡単に増える話を信じることができないのが当たり前です。

やはり、ご自身がどんなタイプなのかを知ることがとても大事だなぁって思いますね。

ただ、毛が太くて硬くて本数が多い人には、それ相応に深い悩みがあります。
それは、元々毛が多いのが悩みで、美容院でカットする時には梳かないとセットできなかったのが、梳かなくてもセットできるようになり、普通の人と同じくらいの髪の量になってくると恐怖なのです。

髪の毛の量が減り、毛も細くなり柔らかくなっても、見た目には普通の人と変わらないので、悩みを訴えても周囲が理解してくれないのですね。誰が見ても薄いとか髪の毛の量が少ないと、周囲が分かってくれますが、この周囲の誰も気にしてくれない事実は、とても辛いことなんですね。

【毛の回復が早く確実】

遺伝もない、家系的には毛が多い血筋、元来毛が太くて固くて多いタイプの人は、ケアの方法さえ間違わなければ早く確実に増えてきます。

素質があるからです。

反対に、遺伝があり、家系的には毛が少ない血筋、元来毛が細くて柔らかく少ないタイプの人は、効果を優先するケアでは毛を無くす可能性が高くなります。時間をかけてゆっくりと本来の毛が育つように頭皮と心身の血行・血流を改善していく習慣が必要です。

「毛が太くて硬くて本数が多い人」も、「元来毛が細くて柔らかくて少ない人」も、いずれも本来の毛が育つように頭皮と心身の血行・血流を改善していく習慣が必要条件なのです。違うのはかかる手間暇です。
同じなんですが、求める効果を間違えないで下さいね。

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