育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



今出ている症状を訴える人たち

先日も、今出ている症状を一生懸命になって訴える方からのご相談がありました。一番多いのが、抜け毛の急増です。「今抜け毛が急増しているのは広汎性の脱毛症だ」と、今の症状だけを見て判断している時点で大きく間違っているのですね。

ご相談下さるくらいですから、今出ている症状に対するケア=広汎性脱毛に良いだろうと思われるケアを一生懸命になってやっているわけです。そのケアに取り組むために、今出ている症状をネットに投稿されているコメントを参考にして、自分なりに見立てて症状名を付けて「私は、広汎性の脱毛なんですが、どうすれば良いのでしょう?」なんてご質問下さるわけです。

完璧に間違っています。完璧に間違った見立てをしているのですから、何をやっても上手くいくはずがありません。案の定半年以上取り組んでいるのに症状は、慢性化していてとても悪い状態にしています。

広汎性の脱毛症だと思うから、ネットで刺激の少なそうなシャンプーやヘアケア製品を探して、頭皮にやさしいと思ってケアに取り組みます。本当に広汎性の脱毛なら、選んだヘアケア製品が本当に広汎性脱毛症に適しているなら、2ヶ月か3ヵ月で異常な抜け毛の本数・抜け方は治まります。

乾かす時に抜け毛が多いのは

この方が広汎性の脱毛症だと判断したのは、「乾かす時に抜け毛が多いと広汎性脱毛だ」とネット上の情報だったらしいです。だから、それに合うと思われるヘアケア製品を使っていましたが、ご相談内容を見る限りでは、広汎性脱毛症ではなく完全に薄毛になっていく段階を踏んでいました。

確かに、一面ではシャンプー時ではなく、乾かす時に抜け毛が多いと「広汎性の脱毛だ」と考えられる場合もあります。が、それはご相談内容をトータルで見て判断するべきで、たった一事の「乾かす時に」だけで判断するべきものではありません。

この方は過去のことを、少しだけ記述して下さったので類推することができました。そこから、分かったことは、確実に毛を無くしていく慢性期に入っているだろうと言うことです。

その可能性がとても高い状態でした。(可能性と書いているのは、人間の体に100%はないからです)
どうしてそう思われるかは、このブログを読んでいる「あなた」が想像してみて下さい。

ノンシリコンだから良いわけではない

最近は、「ノンシリコンだから良い」と思わせるような広告宣伝が増えてきました。広汎性脱毛と感じている人の中にはノンシリコンのシャンプーをお使いになっている人も多いでしょう。

ノンシリコンで良い人もいれば、「全く駄目じゃん」と感じている人もいると思います。
理由は、ノンシリコンだから良いわけではないからです。通常ノンシリコンでシャンプーを作ると、ギシギシしたり、洗っている時に毛が絡まったりして、とても洗うに耐えない状態になることが多いです。

シリコンが入っていても残留しないシャンプーだと絡まるどころでなく、毛の長い人なら洗った後には毛が団子のようになってしまいます。ノンシリコンでも、何がしのものが残留するようなら、絡まりはなく団子状態にはなりません。

それだけ、今は薄毛の人も増えているが、毛質の悪い人がとても多いのです。毛は死んだ組織の集まりなので、一度カラーやパーマ・縮毛矯正で痛めた毛は、綺麗に元のように戻ることはありません。表面を綺麗に魅せることはできますが・・・。

ノンシリコンで絡まらないとか団子のようにならないなら、何がしかの成分が残留しているのです。
ですから、上記に記載した広汎性脱毛だと訴えられている方の状態がとても悪い状態になっていて、改善できないのです。と言いますか、方針や方向性等を全く考慮していないのですから、改善できることはないと思いますけど・・・。

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コメント ( 2 ) | Trackback (  )



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コメント
 
 
 
Unknown (青空)
2013-05-04 20:54:56
初めまして。つい先日こちらのブログを知りそれからちょくちょく拝見させて頂いております。正直もっと早くこのブログに出会いたかったなぁという気持ちでいっぱいです。

私は5年前、25歳の時にプロペシアを始めつい5ヶ月前に服用を止めました。今思えば、当時の私は全く薄毛でなかったです。でも、一度髪の事を気にしだすと中々その思考から抜けられませんね。それから予防も含めプロペシアを服用し始めました。当時の私は、性欲減退についても「性欲が強すぎるから丁度いいかな」ぐらいにしか捉えておらず、この薬の事を安易に考えていたと思います。ただ、ミノキシジルだけは手を出しませんでした。購入もしたんですが、何か怖くて。


服用開始して1年目はちょっと髪が細くなったぐらいで何も変わりませんでした。2年目も同じような感じで、3年目は更に髪の量が減り、4年目5年目と少しずつ薄くなってきたように思います。今の髪の量は明らかに服用した時より少ないです。また使用を中止してから更に髪の量が減りました。

私が服用を止めたのは、飲んでいてもどんどん髪が細く量も少なくなってきたからです。これだったら飲んでる意味がないと思ったからです。また性欲も少なくなり、勃起率や朝勃ちもしなくってきて、さすがにこの年でこれは危ないなと、また海外で裁判になったりなどを見て、体の中のホルモンなどのバランスを崩す事が怖いと思ったからです。

服用中止してまず起こったのが、頭皮のかゆみとふけです。かゆみは3ヶ月ぐらで治まったのですが、ふけは今でもちょこちょこ出ます。プロペシアを止めた事により体内のホルモンの分泌バランスが変化した為と思います。

私も以前はジヒドロテストステロンが悪いものとばかり思っていましたが、山田さんもおっしゃっている通り、ジヒドロテストステロンや男性ホルモンが悪いわけではないということです。本来動物は、体内で様々なバランスを保ちながら生活しています。これは人間も同様であり、つまりジヒドロテストステロンも必要とされているものだから存在するという事をようやく気づくことができたと思います。

プロペシアが、このジヒドロテストステロンにならないようにする作用をしてるとしたら、本来は必要なものにも関わらずそれが分泌できなくしてるのだと思います。最初は髪が生えたとしてもいずれは体内で必要な物が分泌しなくなり、バランスが崩れいずれ生える生えないというよりも、体本来の機能をしなくってしまうことでしょう。

今の私の体は、悲しいことですが既に必要なものが分泌されなくなっているのかもしれませんね。自分でも正直この先どうなっていくのか不安で不安で仕方がありません。何度も薄くなってきているのを見て、プロペシアを再度服用しようか、ミノキも使おうか考えてしまいます。

髪を気にしている人たちはこういうループに入りやすくなってしまうのかもしれませんね。

今の私は特になにもしておりません。お金がないというのもありますが、色々すると更に悪くなりそうな気がするからです。ただ洗髪には気をつけています。あまり洗い過ぎないように、ほとんど頭皮にはつけないようにして洗っています。また、ワックス等をつけた日以外はあまり毎日洗わず、髪の様子を見ながら洗うようにしております。

これがいいのか悪いのからわかりませんが、しばらくこれで様子を見ていこうと思っています。

今回は誠に勝手ながら色々と書かせて頂いたのですが、私の勝手ながら山田さんに聞いて欲しかったんだと思います。本当に勝手で申し訳ございません。

これからもちょこちょこ拝見させて頂こうと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

まだまだ気温差が激しい毎日ですので、山田さんもお体に気をつけて下さいね。
 
 
 
薬を安易に考えている人が多いですね (育毛の道案内人:育毛相談WEB山田)
2013-05-05 09:44:05
コメントありがとうございます。
ずっと書き続けてきたことをご理解下さり、本当にありがたいです。

どうも宣伝やプロペシアを進めるブログや医師や医療機関の影響があるようで、薬を飲むか飲まないかの2者択一で考え込んでしまう人が多いですよね。

もっと他にも方法があるのにです。

青空さんも、そんな方々の一人だったのでしょうが、こういってコメントを投稿して下さるのことに感謝申し上げます。

これからも、事実と現実を書いていきますので、よろしくお願いします。

気温の上下が激しいです。お体ご自愛くださいね。
 
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