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著書「仕事と日常を磨く人間力マネジメント」の読書ナビ

190:知の資産

2020-01-21 | 新・営業リーダーのための「めんどうかい」
190:知の資産
――第15章:日常道
この原稿は、タッチタイピングで書いています。外資系会社に入ったから、身についた「知の資産」です。あなたには、どんな「知の資産」がありますか。まずは、その虫干しからはじめたいと思います。「知の資産」だと思われるものを、何でも自由に書き出してみていただきたい。私の例を示すと、次のようになります。カッコ内は、当テキスト「コラボレーション・プロジェクト」への活用度合いを表します。
「経験資産」とは、自分の成長の一助となったと考えられる、組織や仕事上の経験のことです。○○部長などと書く、履歴書の求めているものとは違います。
「知的資産」は、自らの知的な営みのことです。
「人的資産」は必要とするときに、影響を与えてくれている個人名を記入してください。ただし、社内の人や顧客は除くことが原則です。
「技能資産」は、自分のスキルやノウハウのことです。

◇例:山本藤光「知の資産リスト」 
・経験資産:日本一広い敷地面積の標茶高校卒業(×)、MRから支店長までの営業経験(○)、SSTプロジェクト・SSTアカデミーの経験(○)、ホームページの運営(○)、たった一人の力により会社を創設(△)、4年間休まずに発信し続けている「藤光日誌」の執筆(○)
・知的資産:豊富な読書量(○)、ナレッジマネジメントの知識(○)、日本昔話の研究(△)、知育タンスの蓄積(○)
・人的資産:KEN研(異業種ナレッジマネジメント研究会)メンバー(○)、財団法人北海道在京学生後援会のOBたち(△)、出版や講演を通じてのメール仲間(○)
・技能資産:タッチタイピング入力(○)、文章を書くスキル(○)、感性を磨く文章教室のノウハウ(△)、9時就寝3時起床の習慣(○) 

KEN研は異業種交流会のことで、多くの有名企業の社員が手弁当で参加している研究会です。私が主宰しています。このなかで「標茶高校卒業」の部分は、まだ「知の資産」として活用できないでいます。 いかがでしょうか。一冊のテキストを作成するには、多くの知の資産を総動員しなければなりません。自分の知の資産を書き出し、常に磨きをかけることの重要性を理解いただけたでしょうか。

Q: あなたの『知の資産』を書き出していただきたい。人よりもちょっぴり優れていると思うものは、ちゅうちょせずにすべて書き出してください。人的資産には、固有名詞を当てはめること。できあがった「知の資産リスト」は、いつでも見られるように手帳にでも張っておくこと。そして、自分は「知の資産」を活用しているか、と自問自答することが重要です。
A:
経験資産:
知的資産:
人的資産:
技能資産:

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