知だらけ051:駆け足自分史を書いてみよう
――第4講義:書く
何を書いたらいいのかわからない人のために、「駆け足の自分史」を書くことを勧めています。
塾長は古希(70歳)を迎えました。10年間経営してきた会社は、若者に譲渡しました。暇になったので、小説やエッセイや書評を書いています。
あとひとがんばりしよう。老骨に誓いの鞭を軽くあててみました。さてどこから書きはじめたらよいものやら。とりあえず自己紹介をかねて、足早にこれまでの生きざまをふりかえってみることにします。以下が「駆け足の自分史」の見本です。
◎出身地は「しべちゃ」です
「ご出身はどちらですか?」とよく尋ねられます。そのつど「北海道のしべちゃというところです」と答えています。質問者の戸惑った表情には、慣れっこになっています。だからつけ加えます。「しべちゃは、釧路と網走の間にあって、釧路湿原のど真ん中に位置する町です」、と。
ここまで説明すると、相手の顔に安堵の笑みが浮かびます。イメージできたのでしょう。しべちゃ」は、「標茶」と表記します。ペンネームにしている標茶六三は、「しるべちや・ろくぞう」と読みます。もちろん苗字は、故郷からいただいたものです。六三は63歳から「文庫で読む500+α」を書きはじめたので、初心を忘れないようにとの命名です。
国鉄に勤めていた父親の仕事の関係で、札幌・旭川・帯広・釧路と北海道を転々としました。そして小学校6年生の3学期に、標茶小学校に転入しました。その後は高校卒業まで、ずっと標茶町で過ごしました。
――第4講義:書く
何を書いたらいいのかわからない人のために、「駆け足の自分史」を書くことを勧めています。
塾長は古希(70歳)を迎えました。10年間経営してきた会社は、若者に譲渡しました。暇になったので、小説やエッセイや書評を書いています。
あとひとがんばりしよう。老骨に誓いの鞭を軽くあててみました。さてどこから書きはじめたらよいものやら。とりあえず自己紹介をかねて、足早にこれまでの生きざまをふりかえってみることにします。以下が「駆け足の自分史」の見本です。
◎出身地は「しべちゃ」です
「ご出身はどちらですか?」とよく尋ねられます。そのつど「北海道のしべちゃというところです」と答えています。質問者の戸惑った表情には、慣れっこになっています。だからつけ加えます。「しべちゃは、釧路と網走の間にあって、釧路湿原のど真ん中に位置する町です」、と。
ここまで説明すると、相手の顔に安堵の笑みが浮かびます。イメージできたのでしょう。しべちゃ」は、「標茶」と表記します。ペンネームにしている標茶六三は、「しるべちや・ろくぞう」と読みます。もちろん苗字は、故郷からいただいたものです。六三は63歳から「文庫で読む500+α」を書きはじめたので、初心を忘れないようにとの命名です。
国鉄に勤めていた父親の仕事の関係で、札幌・旭川・帯広・釧路と北海道を転々としました。そして小学校6年生の3学期に、標茶小学校に転入しました。その後は高校卒業まで、ずっと標茶町で過ごしました。