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192:書くということ

2020-01-23 | 新・営業リーダーのための「めんどうかい」
192:書くということ
――第15章:日常道
文章を書くということは、極めて創造的な作業です。考えを整理しておかなければ、文章は書くことができません。書くべきことが明確でなければ、文章は形にはなりません。しゃべることと書くことは、二大コミュニケーション・ツールです。ところが、文章を書くことを苦手としている人は多いのが現実です。
その理由は、文章を書くための基礎を学んでいないためでしょう。私たちは学校教育に問題あり、と思っています。与えられた問題の解答を導き出す教育では、文章を書くための感性は育ちません。

文章を書くことの意義について、触れている専門書を引用してみます。
「文章を書くということは、(1)情報を収集し、(2)それを整理し、(3)文章を執筆し、(4)それを発信するという、情報処理全体を視野に入れて、それぞれの段階を考慮しなければならない。」(『電子メディア時代の文章法』國文学2000年2月臨時増刊号)

 上記の(1)(2)は、やろうと思えば、誰にでも実行可能です。問題は(3)文章を執筆する部分です。ここを上達させるための方法は、3つしかありません。
 
・文章上達に関するハウツー本を読む。
・文章の指導を受ける。
・継続して書く習慣を身につける。

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