あらっ！タケタク先生

呑み会が1週間連続で続いている。

いくらなんでも今日こそは、ゴマンとある悪魔の囁きから逃れ、

早く家に帰り着いて、玄関に鍵を二重に掛けて、

何があろうと、家にじっとしていよう・・・・・。

午後6時までは、絶対にそうしようと固く決め、神に誓っていた。

と、その時、悪魔は手を変え、品を変えて

私を誘惑の甘い泉に誘いこむんである。

友達の会社社長が設備資金のことで相談があるという。

是非、今日会って私の見解を聞きたいというんである。

断れぬ・・・・・。

6時半に約束の居酒屋へ・・・・。

件の相談は、総額3億5千万にも及ぶ工場の新築計画

実は前から調達方法で相談に乗っていたのだ。

国の新規事業支援資金を柱として、地銀と私達のひぜしんを絡めるストーリーでいくことを確認。

話が終わった頃には、ほど良い生ビールの酔いが、宵の口に私をヨイヨイヨイと包んでしまっていた。

結局は二次会、三次会と馬を進軍させ、またしても酩酊おじさんに変身したんである。

会う人毎に、温泉deビートルズのことをやたらと尋ねられることが多くなり、浸透しつつあるのを実感しつつ、そろそろ潮時とばかりに帰りの代行を手配しようとした時に、

お客さんでごったがえする店のドアが開き、瞬間空気が凍りついた。

「どうも・・・チワース・・・・。」といって入ってきたのは

一見、品の良さそうな初老の男性・・・・。

ありゃーっ！　大袈裟なアクションで驚きあう私達

何と武雄ブログ界の重鎮タケタク先生ではありませぬか・・・。

まあ、どうぞどうぞ、こちらにお掛けなさい。

「久しぶりに武雄の夜の街を徘徊しておりまする。」

氏は、頚椎ヘルニアか、はたまた老人性リューマチ症か、なんかわからないが、随分と体の不調を訴えられ、このところ酒の付き合いを一切絶っておられたんである。

ということで、思わぬゲストの登場から、一端消えかけた残り火がグワーンと激しく燃え盛り・・・

武雄の夜は更けていき、ついには日付が変ってしまったんである。

そこで、ブロガーたるタケタク先生の真骨頂、店の中をモチーフにして二人でブログを書こうということになった次第。

果たしてこれで約束が果たせたのか否か・・・・・。

氏は、おネエさま方の手を写真に収めていたようであるが・・・。

私も携帯のカメラで応戦、ピンボケなのは酔いの所為なんでありまする。