奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2747)

2024-04-15 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「下衆の極み(林真理子著・文春文庫2019刊/2017版の文庫化)」を読んだ。--------

林真理子(はやしまりこ1954生れ)女史は、日大(芸術学部)卒。コピーライターとして活躍。1982“ルンルンを買っておうちに帰ろう”がベストセラー/1986“最終便に間に合えば/京都まで”で直木賞受賞。1995“白蓮れんれん”で柴田錬三郎賞/1998“みんなの秘密”で吉川英治文学賞を受賞した。--------

この本「下衆の極み」の目次は次の通り。“すごいぞセンスプ(私のルーツ/トランプと石田家/同じ穴の/情報が多過ぎる/私はKY/今気付いた/介入したら/河豚の予約/センテンススプリング/是は前兆/木曜日の思惑/本物って/乙武君へ/アイキャンスピーク/NYの時差/孫の心)”、“許される範囲(ヒロインたち/お芝居が始まる/セコいなあ/運命について/ポコっと/聞き出す力/ファーストクラス/サーターアンダギーの心/EUと日本/繋がってた/お名前は/水に流せない/ポケモンがGOして/魅惑の世界/リオまでの道/ニューヨーク大好き)”、“二世の話/景品/ちょっとイヤな感じ/空港にて/別れても/今年もチャリティ/校閲って/秋の夫婦/SNSって/誰が買うの/まさかのトランプ/作家魂女優魂/お固い私/美食の行方/大人気なくても/やめられない”、“番外編/不倫はやっぱり文化だ(柴門ふみ×林真理子)”--------

この本「下衆の極み」の裏表紙の内容紹介文は次の通り。“西郷どん”が平成ラストの大河ドラマになり/原作者として多忙を極める。世間を騒がせた下衆不倫/SMAP解散/米大統領選挙など/センテンススプリングの網の目に引っ掛かったネタを小気味よくぶった切る。----------

林真理子女史は32歳で直木賞を受賞し/順調に有名作家の仲間入りをなさった幸運児であるようだ。この本「下衆の極み」を読むと/幸運を呼込んだに違いない楽観主義の半生が良く分かる気がした。

コメント
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