奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その1763)

2021-06-21 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「地球温暖化を解決したい~エネルギーをどう選ぶか(小西雅子著・岩波ジュニアスタートブックス2021刊)」を読んだ。小西雅子(こにしまさこ)女史は、1981神戸大学(文学部)卒、中部日本放送にアナウンサーとして入社。その後、フリーアナウンサー/気象予報士として活動する。2005ハーバード大学大学院(環境公共政策学)修士課程修了。同年より“国際NGO/WWF(世界自然保護基金)ジャパン”にて気候変動オフィサーとして働いている。専門は国連における気候変動国際交渉/環境エネルギー政策。-------

この本の目次は次の通り。“今地球温暖化はどうなっているの(温暖化はここまで進んでいる/これまで世界は何をしてきたか/温暖化を抑えるために何が出来る/地球温暖化の現状とパリ協定のポイント)”、“さまざまなエネルギーの特徴を知ろう(温暖化対策とエネルギーの関係/エネルギーの特徴を学ぼう/エネルギー選択と温室効果ガス削減目標/ディベートをしてみよう)”、“もっと調べたい方へ”、“おわりに(皆さんが生きるこれからの世界/温暖化についてもっと知りたい)”------

裏表紙の抜き刷り文は次の通り。地球温暖化を防ぐためには、石炭/石油/天然ガスからのCO2排出量をいずれゼロにする必要がある。つまり温暖化対策とはエネルギー対策。そのためにどのようなエネルギーを選ぶのか皆(みんな)で考えてみよう。-------

小西雅子女史は、気象予報士として働く中で、地球環境問題に目覚められたようだ。その視点(地球温暖化を解決するには)を深めるためにハーバード大学に学び、グローバル世界でその想い(地球温暖化を解決したい)を実現させるべく働いておられる。岩波書店は中学生に向けてこのシリーズを発刊されており、良い著者を選んでおられると思った。大人が読んでも良い本である。

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