21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

ショック吸収vvvvvv

2008年01月13日 14時26分16秒 | Weblog
 ただ強ければよい(強くなければいけない)飛行機と違って、自動車のフロント部分は、適度な圧力がかかった場合(事故が起こった場合)、運転手への衝撃を吸収するために、適度に壊れてくれないと困る。炭素樹脂では難しいのではないかと思う。

 そこで、車体に樹脂を採用する場合は、分子の組み方を工夫して、一定以上の衝撃がうまく吸収される様にしなければならない。人の体も、土踏まずがあり、うまく伸び縮することによって、うまく衝撃を吸収している。もしくは関節。着地するときに人は、膝を曲げることによって、ショックを和らげる。そういう仕組みが必要だ。

一方、自動車のメイン・ボディは、衝撃にから同乗者を守るために強ければ強い方が良い。

炭素自動車+

2008年01月13日 14時18分17秒 | Weblog
 車体を劇的に軽量化するために、合金の代わりに、炭素樹脂を使って自動車を作る研究が進んでいる。飛行機体に関しては、すでに炭素樹脂が大量に使われて、かなりの軽量化が進んでいる。樹脂は金属よりも、より強く・より軽い性質がある。

 自動車体を樹脂を使って作ることの一つ目の問題点は費用だ。既に、一機数百億円し、ちょっとした事故が大事件に発展する飛行機の場合は、樹脂を使うコストよりも、その強度・軽量性に注目が集まる。軽い分燃料費を削減できる効果が大きいため、航空会社も、かなり高くてもよい飛行機を欲しがっている。
 それに比べて、自動車の場合、合金で既に、十分な強度を確保している上に、利用者にとっても、車がちょっと軽くなる程度の燃費削減効果に大金を払うことに、得はない。炭素樹脂の加工コストは、もっと安くならないとね。。。。飛行機の製造を通じて、コスト削減の知恵が蓄えられることを願うよ。

 もう一つの問題点は、樹脂の欠点。金属場合は限界圧力がかかると曲がるが、樹脂は限界圧力がかかると折れてしまう。飛行機の場合は、曲がっても折れても墜落することには変わりないから、その違いを無視して、耐久力が高い方を選べばよいが、自動車ではそうはいかない。
 衝突事故が起こった場合は、フロント部分がうまく曲がってくれることによって、搭乗者へのショックをうまく吸収してくれないと困る。

ヘリウムって意外に高いらしい、、、

2008年01月13日 14時03分47秒 | Weblog
 80K以上の温度で起こる超伝導を、高温超伝導と言う。住電工がこの前これの実用化を目指している理由は、液体窒素(安い)でも80Kぐらいまでなら温度を下げられるからだ。後、超伝導状態で送電を行えれば、無駄を劇的に減らせる。。。。。

 液体ヘリウムだと40Kぐらいまで温度を下げれれるらしいが、ヘリウムそのものが高くて、そのコストが節電分を帳消しにしてしまうらしい。ヘリウムが高いってことは、機体の軽量化にヘリウムを使うって言うのも、ほとんど実用性がないのかも。