ボディビルダー ゴリ高梨のゴリ日記

バナナでパンプアップ 

西田理論の実践

2009-06-11 01:11:06 | Weblog
今週のトレーニングは「ハイレップス週間」

と称し、各部位を高回数(20-30回)で

攻めています。

今日(日付変わりましたが)は脚(大腿四頭筋)

を高回数(20-30回)で行いました。

高回数トレーニングは、かなりの覚悟、

集中力、根性が要求されますが、

やり切った後は、通常のトレーニング

(6-10回)とはまた違った

達成感、充実感がありますね。

脚は特に高回数に反応する部位だと思います。

最新の「マッスル&フィットネス」の中でも、

アーノルド・シュワルツェネッガーが

脚には高回数のトレーニングが有効だ、

と説いていましたね。

今日の脚のトレーニングで、私はある試みを

しました。(最後のハックスクワットですが)

それは、以前にアイアンマン誌で連載されていた

西田さん(下のお名前は忘れてしまいました)の

理論の実践です。(日本でアイアンマンが創刊

されて間もない頃でしたので、今から

15-6年前だったかと思います)

西田さんの理論を簡単にご説明しますと、

以下の通りとなります。

(私は、その昔静岡で西田さんのセミナー

があった際に参加しました)

確かキャッチフレーズは「プラス思考で

筋肉をデカクする」といったものだったかと

思います。

スポーツ選手は、栄光を勝ち取るために、

日夜トレーニングに励むわけですが、

ただやみくもにトレーニングをする

のではなく、「プラス思考」で

トレーニングをすると好結果を生む、

というものです。

この「プラス思考」を具体的に

言いますと、例えば脚のトレーニングを

行っているとだんだんと脚に乳酸が

溜まってきてキツクなってきますね。

このキツクなってきたときに

自分が今まで経験した非常に

楽しかったこと、を頭の中に

思い描くとキツイトレーニングを

うまく乗り切れる、というのです。

これは、楽しかったことを

思い浮かべると、快楽ホルモンの

一種のドーパミンが脳から分泌

されて、体のキツイ状態を

緩和する働きがあるからでは

ないか、と思われます。

西田さんによると、

スポーツの世界で超一流と

呼ばれる人たちは皆、

こうしたことを自然と

行っているそうです。

もう引退してしまいましたが、

かつてプロ野球の読売巨人軍に

在籍した桑田選手も現役で

活躍している頃、西田さんの

もとを訪れ、その理論を

学ばれたそうです。

この「プラス思考」が実際に

頭の中で生かされているかを

チェックするアンケートのような

ものがあるそうなんですが、

桑田選手はあるひとつの

項目を除いてパーフェクトだった

そうです。

ちなみに、あるひとつの項目とは、

「物事を悪いほうへ考えない」と

いった項目だったかと思います。

この頃桑田選手は私生活で借金を

背負い込み、週刊誌などに、

「投げる不動産屋」などと揶揄され、

結構落ち込んでいたようです。

西田さんのもとを訪れた桑田選手は、

西田さんの指導のもと、最後には

クリアー出来なかったひとつの項目を

見事にクリアーしたそうです。

と、ちょっと説明が長くなって

しまいましたが、内容はこんな

感じです。


そこで、今日の私のトレーニング

ですが、高回数で行いましたので、

脚に乳酸が溜まってきてだんだんと

キツクなってきます。

キツクなってきたところで、私は

西田さんの言われるように、

過去に非常に楽しかったことを

頭に浮かべました。

昔初めて行ったオーストラリアでの

思い出を思い描いたのです。

脚に乳酸が溜まってきたときに、

オーストラリアの青い海、

バスの窓から入ってくる

心地よい風を必死で頭に

思い描きました。

で、その結果トレーニングは

どうだったかと言いますと、

多少気が紛れた、といった

ところで、キツイことに

変わりはありませんでした。

私はまだまだ修行が足りない

ようです。

これを極められたら、相当な

追い込みが可能となると思う

ので、またやってみようと

思います。


ウホッ

ゴリ