2月14日(水)の夜にサントリーホールで、N響のスペインプログラムを聴く。9割程度の入り。最初にラヴェルの「スペイン狂詩曲」、続いてプロコフィエフの「ヴァイオリン協奏曲2番、休憩の後にファリャのバレエ音楽「三角帽子」。指揮はスペイン出身のパブロ・エスラ・カサド。
知らなかったのだが、ラヴェルは母親がスペイン出身だったので、「スペイン狂詩曲」を書いたようだ。スペインの名前が入っているが、聴いているとどうもスペインの香りというよりもフランスの香りの方が強い気がした。
プロコフィエフは、結婚した相手がスペインとソ連の混血だったらしい。ということで、スペインプログラムに入っていたが、これも音楽的にはプロコフィエフの世界といった印象。割と単調で曲としては面白くなかった。ヴァイオリンはイタリアで生まれたドイツ系のアウグスティン・ハーデリヒで、力強い音だが、音色は美しく、なかなか良かった。
後半はファリャなので、指揮者カサドが水を得た魚のように、存分にスペインらしさを出した。「三角帽子」のバレエは見ていないが、映画などでは見ており、話は頭に入っているので、情景の浮かぶような曲を楽しんだ。ソプラノの吉田珠代の歌が入って、これもなかなか良かった。前半はスペインらしさがなかったが、後半は存分に堪能できた。
帰りがけにビール屋で軽い食事。ソーセージ2種、ジャーマンポテト、サラダ、ビール2種など。
知らなかったのだが、ラヴェルは母親がスペイン出身だったので、「スペイン狂詩曲」を書いたようだ。スペインの名前が入っているが、聴いているとどうもスペインの香りというよりもフランスの香りの方が強い気がした。
プロコフィエフは、結婚した相手がスペインとソ連の混血だったらしい。ということで、スペインプログラムに入っていたが、これも音楽的にはプロコフィエフの世界といった印象。割と単調で曲としては面白くなかった。ヴァイオリンはイタリアで生まれたドイツ系のアウグスティン・ハーデリヒで、力強い音だが、音色は美しく、なかなか良かった。
後半はファリャなので、指揮者カサドが水を得た魚のように、存分にスペインらしさを出した。「三角帽子」のバレエは見ていないが、映画などでは見ており、話は頭に入っているので、情景の浮かぶような曲を楽しんだ。ソプラノの吉田珠代の歌が入って、これもなかなか良かった。前半はスペインらしさがなかったが、後半は存分に堪能できた。
帰りがけにビール屋で軽い食事。ソーセージ2種、ジャーマンポテト、サラダ、ビール2種など。
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