8月23日(金)の夜に文京シビックでチェロ4重奏を聴く。「夜クラシック」は、文京シビックの室内楽シリーズで、大ホールは大きすぎる印象だが、文京シビックの小ホールでは小さすぎるので、大ホールの1階席だけで運用しているようだ。チケットは完売で満席、年金生活者風が多い。7時開演で、20分の休憩が入り、終演は9時ごろだった。
チェロだけの4重奏というのは珍しい企画で、横坂源、上野通明、水野優也、柴田花音と、若手のチェリストが揃った。チェロの4重奏は初めて聞いたが、2本は高音部でメロディ・ラインを、2本は低音部を受け持つという構成で、ところどころは4本で密集和音的な演奏となる。音域が割と広いチェロという楽器ならではのアンサンブルで、とても落ち着いた美しい響きだった。
前半は、恒例のドビュッシーの「月の光」から始まり、ジョンゲンの二つの小品、フィッツェンハーゲンのコンサートワルツ、デューク・エリントンの曲が続いた。ジョンゲンは現代曲なので心配したが、美しい響きの曲で現代的な響きではあるが、楽しめる作品だった。デューク・エリントンの曲は、バイエルンののチェリストが編曲した作品だが、いかにもジャズ的な響きで、チェロでもこういう曲が弾けるのかと、新しい可能性を感じた。
後半は、最初にバッハの「チャコンヌ」があり、ピアソラ作品、ガーシュウィン作品が演奏された。最後はアンコールが2曲あり、とても楽しいコンサートだった。
チェロの4重奏なので、オリジナルの作品はなく、全部編曲ものだが、編曲により随分とチェロという楽器の個性が出てくる。今回は「月の光」とピアソラの曲、そして恐らくはアンコールのワーグナーの曲を編曲した小林幸太郎のすごい才能を感じた。本人がチェロも弾くので、その特徴を知り尽くしているのだろう。どの曲もこの楽器の魅力を存分に引き出す美しい作品だった。
すっかり良い気分になって、帰りがけにフレンチ・レストランによったが、金曜日の夜なので満席だったため、家に帰って軽い食事。サラダ、スペイン産生ハム、チョリソー、マフィンにオランダ産ゴーダ・チーズをのせて焼いたもの等を作って食べた。飲み物はスプマンテ。
チェロだけの4重奏というのは珍しい企画で、横坂源、上野通明、水野優也、柴田花音と、若手のチェリストが揃った。チェロの4重奏は初めて聞いたが、2本は高音部でメロディ・ラインを、2本は低音部を受け持つという構成で、ところどころは4本で密集和音的な演奏となる。音域が割と広いチェロという楽器ならではのアンサンブルで、とても落ち着いた美しい響きだった。
前半は、恒例のドビュッシーの「月の光」から始まり、ジョンゲンの二つの小品、フィッツェンハーゲンのコンサートワルツ、デューク・エリントンの曲が続いた。ジョンゲンは現代曲なので心配したが、美しい響きの曲で現代的な響きではあるが、楽しめる作品だった。デューク・エリントンの曲は、バイエルンののチェリストが編曲した作品だが、いかにもジャズ的な響きで、チェロでもこういう曲が弾けるのかと、新しい可能性を感じた。
後半は、最初にバッハの「チャコンヌ」があり、ピアソラ作品、ガーシュウィン作品が演奏された。最後はアンコールが2曲あり、とても楽しいコンサートだった。
チェロの4重奏なので、オリジナルの作品はなく、全部編曲ものだが、編曲により随分とチェロという楽器の個性が出てくる。今回は「月の光」とピアソラの曲、そして恐らくはアンコールのワーグナーの曲を編曲した小林幸太郎のすごい才能を感じた。本人がチェロも弾くので、その特徴を知り尽くしているのだろう。どの曲もこの楽器の魅力を存分に引き出す美しい作品だった。
すっかり良い気分になって、帰りがけにフレンチ・レストランによったが、金曜日の夜なので満席だったため、家に帰って軽い食事。サラダ、スペイン産生ハム、チョリソー、マフィンにオランダ産ゴーダ・チーズをのせて焼いたもの等を作って食べた。飲み物はスプマンテ。
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