楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


まゆ玉作り

2007年01月09日 | 出来事

 繭玉をつくって、吊るしました。 
繭玉の由来について、野村区史によりますと‥
 1月14日は農家にとっては「作始め」といって、作物の豊作を願う行事を行う忙しい日だったそうです。朝から餅のお供えを作ったり、食べる餅をついたり、あられや氷餅を作った。
 そして繭玉作りにとりかかる。取ってきた柳の枝に米の粉で作った繭玉をつける。(今はスーパーで1本150円位で売ってます)
 大きな枝は家の中心の部屋に飾り、小枝の繭玉は神棚や仏壇、各部屋、井戸端、川端、土蔵、物置、便所、作業場、家畜小屋などに飾った。(たくさん作ったんですね)

 これが終わると、毛筆で「萬物作」「五穀豊穣」「家内安全」と、大きな字で書いて神棚の近くに貼り、豊作と健康と幸せを祈った。

 夜には神棚や仏壇に灯明をあげ、ご飯を供え、家族全員で祝膳につく。(作始めと小正月のお年取りの祝い膳)
 
 昨今の繭玉は、成人の日にすっかり定着してしまった三九郎(以前は15日の小正月に行われていた行事。どんどやき)で焼いて食べるものになってしまったようだ。残念ながら。

今朝の最低気温 07:25 -8・7℃
 
コメント
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