韓流ドラマ 日本人では、考えられない感情の表現に興味がある。

何が韓ドラが面白くて長年、毎日数本の韓ドラを見ているのか？


自問してみると、一つには、日本のドラマでは考えられない感情の表現がある。


もう一つは、考えられないストーリーの展開である。


このストーリーに展開に関しては、例えば、恋愛の二人が実は兄妹とわかり悩んだが、、

しかしDNA検査で結局は兄妹でなかったりする。


人からさげすまされていた貧しい男性（韓国では、金が一番ものを言うので、金のない男性は、

女性から相手にされない）が、実はDNAの結果、大財閥の息子であり、

財閥を引き継ぎ大金持ちになり、自分をバカにした人たちに頭を下げさせる。


貧しい男女の純愛ものは、韓国では、好まれないらしくほとんど見られない。


時代ものでも、現代ものでも、男の価値判断の基準は、金持ちか金持ちでないか、で決まる。

現実でも、金持ちになることが夢であるのだろう。


ドラマの中に、自分を重ねて自分の将来を仮想するので、このようなドラマが多いのだろうと思う。


一方、最初にあげた、「日本では考えられない感情の表現」であるが、

ドラマでは、静かに話し合いをする場面より、普通の会話でも大声で怒鳴りあうシーンが多い。


そしてちょっとでも気にくわない相手だと、女性同士の場合、相手の顔にコップの水をぶっかける、

ジュースをかける、花瓶の水を花ごとぶっかける、相手の脛を蹴る、相手の髪の毛を引っ張る、

相手の女性も負けずの大声で怒鳴りながら、同じように応戦する。


日本人の私は、そんなことで怒らなくとも良いのではないか、と思われるようなことでも、

上記のようにお互いに激情し興奮し我を忘れ、しまいには、あまりに興奮して気絶してしまう。


このように、考えられないような激しい感情で相手を攻撃する。


現実の世界でも、韓国で、不買運動などで起こっているが、

韓ドラを見ているので、あまり驚かない風景である。