ほかの記事が入ってきて、沖縄旅行記が遅々として進まないです。
前回から首里城が始まりました。前回の記事はこれです→★
前回は首里城本殿の入口の奉神門に来たところまででした。
門をくぐると沖縄と言えば必ず出てくる首里城がど~んと飛び込んできます。
450年にわたり琉球王国の繁栄を見つめた来た首里城は、過去4回火災や沖縄戦で焼失をしました。
現在の首里城は1712年ころの姿に、1992年に復元されたものです。
正殿は沖縄最大の木造建築で、随所に日本や中国の影響を受けています。
近づいてみると華麗な装飾がいっぱいです。
わかりにくいですがガイドブックとパンフレットでおさらいをしてみると、まず階段はハの字に広がっていて、手すりには12体の獅子がいて、ユーモラスな表情や動作をしているとのことですが、これは残念ながら見落としてしまいました。
正面をズームしてみると、一番手前の龍の形をした柱は高さ4.1mの正殿大龍柱で阿吽1対になっています。
龍は国王の象徴であるとされ、場内にはいくつも見られます。
絵柄の柱にも1対の龍の絵が描かれています。
その奥の向拝部奥小壁(こうはいぶおくこかべ)は、白地の真ん中に牡丹の花をあしらい、唐草の広がった「牡丹唐草」です。
その横に獅子と金龍が立体的に掘られています。
屋根は唐破風妻飾(からはふつまかざり)でで妻壁には彫刻が施されています。
彫刻を見るためにズームしてみると、中央に火焔宝珠(かえんほうじゅ)、両脇に金龍、その上に大蟇股(だいかえるまた)、雲の形をした瑞雲が施されています。
正殿に向かって左側は北殿でこちらは最後に見学しました。
朝一番の見学でしたから、修学旅行の高校生が押し寄せて、たいへんなにぎわいでした。
右側はかつて首里城へ登城してきた人々の取次をしていた番所と・・
南殿がつながっています。
南殿は年間を通じて行催事が行われ、薩摩藩の役人の接待を行う場所としても用いられました。
日本式の行事が行われていたため、朱色でなく、白木造りなのが特徴です。
番所と南殿の内部には、現在は王朝時代に制作された美術工芸品を展示してあります。
ここから中に入りました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます