12月の初めに2泊3日で沖縄に行ってきました。
沖縄は独特の風土や自然、琉球王国の世界遺産、それに忘れてはならないのが太平洋戦争の末期、沖縄本島で起こった日米軍の戦闘です。
2泊3日ではじっくりと見るには短すぎますが、目いっぱい詰め込んで見学してきました。
見学場所を数えただけでも20か所以上あるので、今年中には終わりませんが、少しづつアップしていきたいと思います。
今回は見学順は無視してジャンルごとに分けてみました。
「戦争の記憶編」「世界遺産編」「自然編」等々・・
まずは忘れてはならない沖縄戦に関する場所からです。
戦後70年の年に沖縄に行くことができ、沖縄戦で犠牲になった人々の冥福と平和を祈ってきました。
沖縄本島南部の西側の糸満市は、沖縄戦の激戦地で1945年3月下旬から約3か月間の間に日米双方で20万人を超える人々が亡くなったそうです。
沖縄戦終結の地に平和祈念公園はあります。
平和の礎(いしじ)は沖縄戦終戦50周年に建設され、国籍や軍人、民間人の区別なく、沖縄戦で亡くなった国内外すべての人の氏名を刻んであります。
今年の6月現在241,336人の方のお名前が刻まれています。
沖縄戦が終了した日とされる6月23日には、ここで戦没者追悼式典が行われます。
「平和の火」は、沖縄戦最初の米軍の上陸地である座間味村阿嘉島において採取した火と、被爆地広島市の「平和の灯」及び長崎市の「誓いの火」から分けていただいた火を合火し、1991年から灯し続けた火を1995年6月23日の「慰霊の日」にここに移し、灯したものです。
慰霊の日には、平和の礎と平和の火を結んだ先から太陽が昇るそうです。
隣接する平和祈念資料館はリゾートホテルのような明るい雰囲気です。
少し離れたところにある平和祈念堂は昭和53年に開堂し、中に平和祈念像が安置されています。