あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

神戸*淡路島の旅(9)地震の記憶と復興

2014年12月26日 | 旅行記
平成7年1月17日に起きた阪神淡路大震災の時の報道の映像は、今でも鮮明に思い出されます。
あれから20年が過ぎ、先日訪れた神戸や淡路島では、地震があったことが信じられないほど、復興していました。
市内を散策していた時に見かけた、地震の記憶をここに記しておきます。


神戸港のメリケンパークも地震の被害を受けました。
大震災の教訓、港の重要性、日本国内外の多くの人が一体となって港の復旧・復興に努めた様子を後世に伝えようと、メリケンパークの岸壁の一部・約60メートルを被災当時のままの状態で保存している場所がありました。

山側から海方面を見る。









海側から街の方を見る。











記録写真パネルなど、当時の被害状況の資料が展示されている場所がありました。









萌黄の家ではレンガの3本の煙突がすべて落下する被害を受けました。
中央の煙突はメード室に、東側の1本は庭に落下して粉々になりました。
西側の1本は庭に突き刺さり、地震の激しさを後世に伝えるために、その時のままで保存されています。











地震から5年後の1月17日にご遺族やボランティアグループによって、神戸 三宮の東遊園地にモニュメント「1.17希望の灯り」が建立されました。
被災地10市10町を巡って運んだ種火と、47都道府県から運ばれた種火をひとつにした燈りが灯されました。









平穏な神戸の夜明けです。ホテルからです。
















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神戸*淡路島の旅(8)六甲山夜景

2014年12月25日 | 旅行記
神戸市街地の北側には六甲山・摩耶山があり、レジャー施設が点在しています。
ケーブルカーやロープウェイで上がることもできますが、私たちは車で夜景の見える展望台まで行きました。

冬の日は短いですが、5時前になって明かりが灯りはじめました。









10分後のたそがれ時









5時過ぎにはこんなにきれいな1000万ドルの夜景です。









神戸市街地の向こうは大阪湾、その向こうは大阪でしょうか…









お土産屋さんにはクリスマス飾り。


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Merry Christmas!

2014年12月24日 | イベント


 


素敵なクリスマスをお過ごしください。


今年は葉ボタンでリースを作り
ささやかなクリスマス気分。
全体はこんな感じです。



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神戸*淡路島の旅(7)異人館***

2014年12月23日 | 旅行記
神戸の異人館めぐりの記事は3回目で今日で終わりです。

最初は風見鶏の館です。
明治42年頃の建築で、元ドイツの貿易商G.トーマス氏の私邸で、北野に存在する異人館の中で唯一レンガの外壁を持つ建物です。
全体にドイツの建築様式を取り入れながら、19世紀末から20世紀初頭にかけての新しい芸術運動(アール・ヌーヴォー)の動きを感じさせます。










復元された門扉の上部に、レナニア(Rhenania:ライン河の意)と書かれています。









尖塔の上に立つ風見鶏は、その名の通り風向きを知る役目を持っていますが、雄鶏は警戒心が強いことから魔よけの意味や、キリスト教の教勢を発展させる効果があるといわれてきました。
今でも現役でちゃんと風向きを知らせていました。









食堂は中世の城館風意匠が集まり、邸宅の中で最も重厚でドイツ色を感じられる部屋です。









トーマス夫人のサロンとして使われていた応接室です。









入場はしませんでしたが、歩いている道沿いにいくつかの異人館を見かけました。
ウィーン・オーストリアの家。








香りの家オランダ館はオリジナル香水作りが人気、花の国オランダにちなんで多彩なお花がきれいです。









今でも現役でカフェやレストランに利用されている異人館もあります。
これは明治40年建築の「北野物語館」をそのまま使ったスターバックスコーヒーです。





神戸異人館めぐりはこれで終わりです。
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神戸*淡路島の旅(6)異人館**

2014年12月22日 | 家族
神戸の異人館紹介の2日目は「萌黄(もえぎ)の館」です。
明治36年建築でアメリカ総領事館ハンター・シャープ氏の旧邸でした。
萌黄色の建物が美しいです。
3本あるレンガの煙突は地震で崩れてしまいましたが、元通りに積みなおされています。










ベランダは1階が解放型になっています。









ベランダに差し込む優しい光です。









アラベスク様式が施された階段









部屋ごとにある暖炉のマントルピース(暖炉前飾り)は、それぞれ違うデザインが施されています。









2階にはかわいい子供部屋がありました。









もうすぐクリスマスです。









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